2025年6月に発売を開始した「Nintendo Switch 2」(以下、スイッチ2)は、約5ヶ月が経過した現在も入手しにくい状況にあり、需要の高さは今も陰りを見せません。
ゲリラ的に販売する店舗があってもほどなく完売し、多くの量販店では購入条件を敷いての対応が続いています。そのため、欲しくとも手に入らず、今も前世代機のスイッチで遊んでいるユーザーも少なくないはず。

そんな折に登場した『ポケモンレジェンズ Z-A』(10月16日発売)は、スイッチ版に加え、「Nintendo Switch 2 Edition」もリリースされました。ゲームの内容自体は同一なので、スイッチ2本体を持っていれば「Nintendo Switch 2 Edition」で遊び、スイッチしかなければスイッチ版でプレイしたことでしょう。
今現在、スイッチ2の普及はどこまで進んでいるのか。『ポケモンレジェンズ Z-A』のプレイ環境に関するアンケートを元に、その実態へと迫ります。
■『ポケモンレジェンズ Z-A』は、スイッチ2プレイヤーが過半数に
『ポケモンレジェンズ Z-A』を「スイッチ2」と「スイッチ」のどちらで遊ぶか。この質問に、526票ものご意見が寄せられました。ご協力、誠にありがとうございます。
「スイッチ2」で遊ぶと答えた意見は全体の59.7%、「スイッチ」で遊ぶを選んだ声は40.3%でした。小数点以下を四捨五入すると、『ポケモンレジェンズ Z-A』プレイヤー層の中では、スイッチ2の普及率が約6割ほどに広がっていると思われます。

この発売日に向けて積極的にスイッチ2の購入に動いた人も多いと考えられるため、一般層を含めた全体の普及率よりは高くなる可能性があります。ただし、それを考慮したとしても、約6割というのは小さな数字ではありません。スイッチ2の普及は、相応に進んでいると見て良さそうです。
■進む普及の背景は、購入意欲の高さが要因か

スイッチ2に関して行った過去のアンケートを振り返ると、まず購入意欲について調べたものでは、「即買いしたい」の声が43.3%、「できるだけ早く欲しい」が22.2%でした。
前向きな意見として合算すると、3人のうち2人が購入に意欲的です。ちなみに「様子見」は29.2%、「購入しない」は5.3%で、回答者の総数は1,313人。発売前から、スイッチ2への関心が高かったことが窺えます。
また、マイニンテンドーストアで行われた第1回目の抽選販売の結果を訊ねたアンケートでは、「当選」が23.9%、「落選」が76.1%という結果になりました(回答数は13,689人)。4人に3人が外れるという、かなりの狭き門です。
この抽選販売への申し込み総数は任天堂公式Xで発表され、約220万人とのこと。あくまで予想の範疇ですが、アンケート結果の比率に沿って考えると、ざっと50万台以上が用意され、しかし150万人以上が落選する事態だったと見て取れます。
落選者も多いものの、初動の台数もかなりの規模。またユーザーの購入意欲も高いため、初動では手に入らずとも、獲得に向けて継続的に動き続けた人も多いはず。その結果、『ポケモンレジェンズ Z-A』のプレイ環境において、約6割のユーザーがスイッチ2で遊ぶ環境を構築できたのでしょう。
今回のアンケート結果をそのまま普及率とイコールで結ぶのは、さすがにいささか乱暴ながら、普及の広がりが実感できる数字だったのも事実です。これから年末商戦が始まるため、入手難度が上昇するおそれもありますが、供給も定期的に続いています。

まだ手に入れていない人も、広がる普及に期待を寄せ、改めて獲得に邁進してください。
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