
2025年11月17日、英調査会社Ampere Analysisは世界各国のゲーマーがシングルプレイとマルチプレイのどちらを好むかを調査した結果を公表しました。
シングルプレイ愛好家は世界的に珍しくない、但し若い世代はマルチプレイ愛好割合が高い
この調査はAmpere Analysisが22の市場で34,000人のゲーマーを対象として行ったもので、同調査の結果ゲーマーの56%がマルチプレイよりシングルプレイを好むと答え、過去4年でシングルプレイの愛好家の比率は4%上昇したとのことです。

またシングルプレイを好むゲーマーの多さについては地域差が大きく、Ampere Analysisが公表したグラフによると、マルチプレイよりシングルプレイを好むと回答したゲーマーが最も多い国はアメリカ(64.5%)、次いで日本(63.3%)、以下タイ(62%)、ドイツ(60.2%)、ブラジル(59.5%)、イギリス(58.4%)、メキシコ(54.9%)となっています。
一方シングルプレイの愛好家が少ない国もあり、中国(46.8%)、スウェーデン(48.5%)、オランダ(49.5%)はマルチプレイ愛好家の方が多いようです。
男女別では男性が55%、女性が58%でシングルプレイヤーを好むと答え、男女間で大きな差はないとのことです。
しかし世代別ではシングルプレイヤーとマルチプレイヤーの好みが大きく分かれ、16歳から24歳の間ではシングルプレイヤーを好むゲーマーの割合は49%と半数以下、25歳から36歳の間では56%と逆転し、Z世代とミレニアル世代に隔たりがあることが浮き彫りになっていると調査結果では結論付けられています。
海外メディアVGCはこの調査を受けて、「『Roblox』や『マインクラフト』が若いプレイヤーの間で人気があることを考えると、これは意外ではないかもしれない」と報じています。
日本においても、『マインクラフト』『フォートナイト』『Apex Legends』などが若い世代に人気があることを考えると、若い世代ほどマルチプレイヤーに親しみがあるという今回の調査結果は納得のいくものかもしれません。


