表現は海外基準のものに―『テイルズ オブ ベルセリア リマスター』ショッキングなシーンがオリジナル版よりマイルドになる

公式サイトに変更点の比較画像が掲載。背景には海外レーティングの影響か。

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表現は海外基準のものに―『テイルズ オブ ベルセリア リマスター』ショッキングなシーンがオリジナル版よりマイルドになる
表現は海外基準のものに―『テイルズ オブ ベルセリア リマスター』ショッキングなシーンがオリジナル版よりマイルドになる 全 5 枚 拡大写真

バンダイナムコエンターテインメントが2026年2月26日に発売を予定している『テイルズ オブ ベルセリア リマスター』では、オリジナル版から一部の表現が変更されることが明らかになりました。公式サイトによると、リマスター版では「オリジナル海外版の表現」が採用されるとのことです。



「君が君らしく生きるためのRPG」がより遊びやすく再登場

テイルズ オブ ベルセリア』は、2016年にPS4/PS3向けに発売されたRPGです。シリーズ初の単独女性主人公である「ベルベット・クラウ」を操作し、弟の命を奪った義兄への復讐を果たすため、「ミッドガンド聖導王国」を旅する物語が描かれます。

今回発売されるリマスター版では、オリジナル版のDLCを70種以上収録。さらに移動速度の上昇、エンカウントのON/OFF切り替え機能、目的地アイコンの表示など、現代のゲームプレイに合わせた多数の便利機能が追加されています。

オリジナル版からの表現変更について

多くの改善点と共に、公式サイトの「オリジナル版からの変更点一覧」には、表現に関する変更も記載されています。

本製品は一部内容において、オリジナル海外版「テイルズ オブ ベルセリア」の表現が用いられており、オリジナル日本版「テイルズ オブ ベルセリア」と一部仕様が異なります。

オリジナル版のシーン

公式サイトでは比較画像も掲載されており、オリジナル版で幼いライフィセットが剣で貫かれるショッキングなシーンが、リマスター版では魔法のようなエネルギーで攻撃している表現に変更されていることが確認できます。

この表現規制は、もともと海外版限定で適用されていたものでした。オリジナル版の発売当時(2016年)、日本版の暴力表現のままでは海外での「16歳以上対象」というレーティングを維持できないため、シーンの一部が変更されたという経緯があります。

今回のリマスター版は世界同時展開されることから、表現の基準をこの海外版に統一したものと見られます。


『テイルズ オブ ベルセリア リマスター』は、ニンテンドースイッチ/PS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに2026年2月26日発売予定です(※Steam版は2月27日発売)。


《失野》

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