「またベヨネッタを演じたい」―キャスティング騒動に沈黙を強いられた英語版声優、当時の葛藤を振り返る

「監督を信頼していた」と語るジェニファー・ヘイルさん。

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「またベヨネッタを演じたい」―キャスティング騒動に沈黙を強いられた英語版声優、当時の葛藤を振り返る
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『ベヨネッタ3』英語版で声優を務めるジェニファー・ヘイルさんは海外メディア「GAMINGbible」のインタビューに対し、「ベヨネッタの声をもう一度演じたい」と述べています。

◆「ベヨネッタを演じるのは本当に楽しかった」

ヘイルさんは、インタビューにて「ベヨネッタを演じるのは本当に楽しく、コミュニティも私を温かく迎えてくれました」とコメント。

しかし同時に、「私のように逆境に立たされるのは楽しいことではありません。それでも、その状況を乗り越えられたことは嬉しく思っています」と、本作で巻き起こったキャスティング騒動についても触れています。

『ベヨネッタ3』のキャスティング論争とは、同キャラクターの声優が旧声優であるヘレナ・テイラーさんからヘイルさんへ変更されたことによるもの。

当時、開発元・プラチナゲームズ側は交代について、「さまざまな事情が重なったため」と説明をしていました。しかし、旧声優のテイラーさんはこれらの説明を虚偽とし、降板理由は「あまりにも安すぎる出演料」であると自身のSNSで発言。さらに『ベヨネッタ3』へのボイコットを呼びかけました。



一方、プラチナゲームズは英語版の新声優を務めるジェニファー・ヘイルさんの立場と主張を支持するという文面を公式SNSで公開するなど、真っ向から対立する形となりました。



当時を振り返り、ヘイルさんは「あの件では不当な扱いを受けました。秘密保持契約をひとつどころか2つも結んでいたため、反論することもできませんでした」とコメント。

また、最終的には声明を出す許可が下り、そこでは「事実を伝えられたことに感謝しています。ベヨネッタをもう一度演じたいです」と語っています。




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《稲川ゆき》

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