■低レベルに見合わない、豪華すぎる武具の数々

こうしたトライ&エラーを各地で繰り返し、武器はもちろん防具も色々とねだってみました。道中でレベルアップもしたため、最終的にはLV10の状態での集計結果となりますが、欲しいアイテムの「ねだる」成功率は3%ばかりだったので、入手の難易度に差はありません。
LV10の段階で主人公が見つけている武器は、剣の「ムーンブレイド(物攻+115、会心+70)」と、短剣の「ジュエルブレイカー(物攻+132、会心+65)」。どちらの攻撃を選んでも強力なので、アタッカーとして大いに役立ちました。

また防具は、盾には「エレメンタルシールド(物防+36、属防+74、回避-20)、頭には「静寂のバンダナ(物防+82、属防+78、回避+111)」を装備。「エレメンタルシールド」でやや回避が落ちるものの、「静寂のバンダナ」で補っても余りあるほど。また、どちらも属防が優れているため、術攻撃にかなりタフなので助かります。

主人公の主だった装備は以上ですが、幼なじみのスティアには「淑女のティアラ(最大SP+25、物防+58、属防+70)」、「古びた首飾り(最大HP+30、最大SP+10)」、「精神のカフス(最大SP+30)」を装備させています。
「ムーンブレイド」で格落ちになってしまった「退魔の剣」はヴィアトルに持たせましたし、薬師のメイシィには「銀のかみかざり(最大SP+10、物防+10、属防+18)」で回復役としての立場を若干強化。また、「旋風の扇(物防+121、属防+110、速度+32)という頼もしい武器も手に入れています。

主人公を中心に「ねだる」で戦力強化を行いましたが、その恩恵はパーティメンバーにも広がるほど、様々な武具を獲得できました。
数えきれないほどのトライ&エラーを繰り返しているので、容易にゲットできるとは言えませんし、正直なところ「ねだる」チャレンジよりも遠くの町まで辿り着くための「逃げる」チャレンジの方が大変でした。

しかし、序盤からこれだけ豪華な武具を身につけられるのならば、苦労に十分見合う見返りと言えます。しかも、今回紹介した武具が全てではありません。ある程度揃ったところで先に進んでしまいましたが、この他にも「禁断の大弓(物攻+350、属攻+350、速度-100)」をはじめ、強力な武具をいくつも見かけました。
RPGを始めるとレベル上げやシナリオ進行に勤しみたくなりますが、『オクトラ0』では「にげる」と「ねだる」だけで戦力の向上が可能です。序盤から強力装備、というシチュエーションにうっとりしたい人は、ぜひ挑んでください。




