◆できれば第2回を……!の意志表明
大変でもやりたかった「ラムベガス」。もともとはマイクラの建築が大好きだったわためさんが、2023年5月にホロライブ共用サーバー内で細々と始めたものがきっかけでした。それが新サーバーを立ち上げるにあたり、カバー側から「何かマイクラで企画しませんか?」と打診されたのが今回の大型箱企画に繋がりました。
企画発表からグランドオープンまで2か月という長めの期間が設定されていましたが、それは「わたメイト」(わためさんのファンの総称)と一緒に作り上げる感覚を味わいたかったから。「わたメイト」とともにはじめた企画だからこそ、建築期間を共有することで共に歩もうとしたのでした。
またホロライブメンバーに装飾を手伝ってもらったことについて、わためさんは「過去のマイクラ企画みたいに、ホロメン(ホロライブメンバー)にも何か作って欲しかった」と語っており、「みんなで作り上げること」にこだわっていたようです。

実際、2020年に「さくらみこ」さんと大神ミオさんが実施した運動会企画では、大部分の施設をホロライブのタレントたちが総出で建築しており、それがグループ内の横のつながりや、「箱推し」と呼ばれるファン層の獲得につながっていました。それが今や多忙を極め、なかなか当時のようにはいかなくなっています。
わためさんも誰もいなくなったホロライブサーバーでマイクラ配信をする少し寂し気な姿を見せていましたし、時おり開催されるマイクラの大型コラボでも、エンディングで「もっとやっていたかった」と寂し気な表情を浮かべていることがありました。そのような事情もあり、きっと「あの頃の楽しさ」をまた味わいたかったのではないでしょうか。

今回は2025年4月に実施した「ベイブレードドド杯」に続く主催企画で、大型の箱企画としては初の主催。実は作りたいものがもっと色々とあり、たとえば「ビンゴ」などオミットした施設も多数ありました。その点について、第2弾をもしやれるとしたら、その時はもっと楽しいことができればと語っていました。
プレオープン以来、訪れたホロライブメンバーに対し、そして支えてくれたドズル社、見守ってくれた「わたメイト」、配信を覗いてくれたホロライブリスナー、カバーのスタッフに「感謝!」を連発していたわためさん。しかし忙しい中、多くのホロライブメンバーを巻き込んで楽しい配信をしてくれたわためさんにこそ、すべてのホロライブリスナーから「感謝!」されていたのではないでしょうか。



