
ゲーム調査会社のGameDiscoverCoは、2025年のSteamにおける「販売本数」と「収益」のランキングトップ20を公開しました。
2025年新作タイトルのSteam販売本数ランキングが公開―“協力プレイ”タイトルが上位に
GameDiscoverCoはPCやコンソールなど、あらゆるプラットフォームの市場でのマーケティングやデータを提供する調査会社。これまで2023年、2024年にも年間の販売本数や売上などのランキングを公開してきました。
新たに公開された2025年のランキングでは、今年にSteamで発売されたタイトルのトップ20が発表。さまざまなジャンル、価格帯のタイトルがランクインしている、販売本数のランキングは下記の通りとなります。
なお、ランキングはGameDiscoverCoのデータに基づく推定であり、Steamなど公式からの発表ではないことに注意が必要です。
『R.E.P.O.』
『PEAK』
『バトルフィールド 6』
『Schedule I』
『モンスターハンター ワイルズ』
『ARC Raiders』
『ホロウナイト: シルクソング』
『エスケープ フロム ダッコフ』
『RV There Yet?』
『Clair Obscur: Expedition 33』
『エルデンリング ナイトレイン』
『Megabonk』
『Stellar Blade』
『キングダムカム・デリバランス II』
『スプリット・フィクション』
『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』
『Mega Arena』
『Dispatch』
『ボーダーランズ4』
『Revenge on Gold Diggers』

ランキングでは1位の『R.E.P.O.』や2位『PEAK』をはじめ、『Schedule I』『RV There Yet?』といった、協力プレイが可能なタイトルが上位に多くランクインしていることがわかります。


一方、『モンハンワイルズ』や『エルデンリング ナイトレイン』、リマスター版『オブリビオン』など大規模なアクションタイトルも、依然として人気を誇っていることをGameDiscoverCoは指摘しています。

また、このランキングではほぼ全てのタイトルがSteamで200万本以上の売上を記録しており、うち7タイトルは500万本以上を売り上げています。このデータは2024年と比較すると、増加傾向にあるようです。(2024年は200万本以上が14タイトル、500万本以上は4タイトル)
「収益」を基準にしたランキングや、コンソールでのトップランキングも公開

GameDiscoverCoゲームの販売本数だけでなく、収益を基準としたランキングも公開されています。収益の観点では販売本数1位であった『R.E.P.O.』が7位まで転落し、かわりに『バトルフィールド 6』が1位に。全体的として、高価格帯のタイトルが多くみられます。

基本プレイ無料のタイトルはトップ20までにランクインしていないものの、『ウマ娘 プリティーダービー』や『風燕伝:Where Winds Meet』といったタイトルはランクインまであと一歩の結果だったことが言及されています。

また、非公式データベースサイトであるSteamDBでは2025年の作品リリース数を公開しており、年々増加傾向にあるなかでも2年連続で過去最高記録を更新する見込みであることにも触れています。
そのほか、GameDiscoverCoのレポートではPlayStation、Xbox、ニンテンドースイッチ(欧米市場)などの販売本数ランキングも公開されています。PCとのクロスプレイ対応タイトルだけでなく、『FC 26』『NBA 2K26』といったスポーツジャンルの作品が上位にランクインしているといった特色も見られます。



興味深いデータやトピックが満載のGameDiscoverCoによる調査結果は、公式ニュースレターより確認可能です。
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