■“守られ系”ではないマリベルの頼もしい一面

ちょっとした冒険のおかげで、主人公たちは見知らぬ場所へと飛ばされてしまいます。その結果、「遊んでくれてありがと。つまらなかったわ。じゃあね」に繋がりますが、その直後マリベルはスライムの一団に襲われます。

平和な島育ちだったので、「な…なんなの~!?」と驚愕するマリベル。普段はあまり見せない戸惑った様子に、ちょっとした保護欲も刺激されるほどです。

……しかし、その直後に発生するバトルでは、臆することなくマリベルも参戦。手には「ひのきのぼう」を持ち、やる気も満々でした。窮地に迷わず武器を取り、立ち向かうヒロイン。その覚悟の決まり方もさすがです。
■リーダーにも向いてるかも?

スライムとのバトルをきっかけに、マリベルはただならない事態に陥ったことを悟ります。そこで講じた対策は──「ちゃんと責任をもって あたしをぶじに家まで送り届けるのよ!」と主人公に任せることでした。

また、「今度また魔物が出てきたら、あんたがちゃんと盾になるのよ」とも告げます。目的(家に送り届ける)だけでなく、具体的な対応手段(盾になる)を明確にするあたり、指示役としても有能かもしれません。
■出来ないこともはっきり明言!

冒険の途中、ギミックに行く手が阻まれることもあります。パズル的なギミックに出くわした時には、マリベルから「あたしに頼ろうとしたってムダよ。ちょっと考えてみたけど 何がなんだかって感じだもの」と、相談の余地もなくバッサリと斬られてしまいます。
しかし、考えるのは主人公の役目と押し付けるのではなく、「私は無理!」と堂々と白旗を上げるあたり、いっそ潔さすら感じさせます。出来ないことを誤魔化すのではなく、はっきりと告げた上で託す。余計な小賢しさがないのも、マリベルの“らしい”一面です。

ただし、そのギミックを主人公が攻略すると、「ふふんっ 楽勝だったわね。あたしたちにかかれば こんなもんよ」と、お手柄側にしっかり加わるマリベル。そのしたたかさも流石ですが、「あたし」ではなく「あたしたち」と表現するあたりも絶妙と言えます。

