「あれは神だった……!」ニンテンドーカタログチケット終了を機に、任天堂の優良サービスに想いを馳せる─パッケージソフトも“タダ同然”でもらえたあの頃

時には、過ぎ去りし神サービスに想いを馳せてみませんか?

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「あれは神だった……!」ニンテンドーカタログチケット終了を機に、任天堂の優良サービスに想いを馳せる─パッケージソフトも“タダ同然”でもらえたあの頃
「あれは神だった……!」ニンテンドーカタログチケット終了を機に、任天堂の優良サービスに想いを馳せる─パッケージソフトも“タダ同然”でもらえたあの頃 全 8 枚 拡大写真

■文房具もグッズもサントラもゲームももらえた会員サービス

終了した今も忘れられない任天堂の神サービスといえば、「クラブニンテンドー」を外すわけにはいきません。先ほど取り上げたゴールドポイントは「マイニンテンドー」で利用できるサービスのひとつでしたが、クラブニンテンドーはマイニンテンドー以前に展開していた会員制サービスです。

その歴史は古く、クラブニンテンドーは2003年に立ち上がりました。会員制サービスなので登録は必要ながら、年会費などは一切無料。一度登録さえ済ませれば、今では考えられないほど嬉しい恩恵を受けられるサービスでした。

クラブニンテンドーが運用されていた頃、ゲームソフトの購入や一定の条件を満たすことで、ポイントをもらうことができました。例えば、パッケージソフトにシリアルナンバーが封入されており、そのナンバーを登録することで、それに応じたポイントが加算されるという仕組みです。

この説明だけだと、ゴールドポイントとの違いをあまり感じないかもしれません。しかし、クラブニンテンドーのサービスが素晴らしかった理由はここからです。付与されたポイントは、ゴールドポイントのようにお金代わりに使うのではなく、クラブニンテンドー側が用意した景品と交換するために使用します。

「景品と交換するより、現金として使える方がいいのでは?」という意見ももっともですが、クラブニンテンドーの景品は独自性が高く、そして何よりも豪華でした。

交換する景品は基本的に非売品で、かつ任天堂のゲームに関するものばかり。『マリオカート8』や『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』などのサウンドトラックが手に入るとなれば、その豪華さの一端が伝わるでしょう。

もちろん、景品はサントラだけではありません。任天堂作品をあしらった文房具やポーチ、Tシャツや手ぬぐい、さらにはデザインや色味がオリジナルのコントローラーまで景品として並んでいました。

交換には一定のポイントが必要ですが、そのポイントはゲームの購入などで得られる副産物。いわばオマケでもらえるポイントで実用品やキャラグッズなどがもらえるとなれば、活用しない手はありません。

筆者も無論クラブニンテンドーを利用し、様々なアイテムを獲得しました。今も愛用しているもののひとつに、クラブニンテンドーのサービスでもらった「ニンテンドー3DSカードケース18」があります。3DSソフトを18枚も収納できる上に、リバーシブルジャケットもついており、好みや気分で見た目を変えられる優れモノです。

また、ゲームソフトもクラブニンテンドーの景品として扱われたことがあり、国内向けには販売されなかった『ファミコンウォーズDS 失われた光』をはじめ、『任天童子』や『クラブニンテンドーピクロス』、『ニッキーの旅するクイズ』といったダウンロードソフトも手に入りました。

さらに、ゲーム&ウオッチの「ドンキーコング」などを収録したDSソフト『ゲーム&ウオッチ コレクション』や、DSのマイク機能を活かしたユニークさが光る『絶叫戦士サケブレイン』、『エキサイト トラック』の続編『エキサイト猛マシン』など、パッケージ版のゲームソフトもポイントと交換すれば手元に届きました。

他では手に入らない独自のダウンロードソフトがもらえるだけでも、かなり嬉しいサービスなのに、パッケージのゲームソフトも配送してくれたクラブニンテンドー。代わりにこちらが払うものは副産物でもらったポイントなので、実質的に丸儲けと言っても過言ではないでしょう。

その手厚さが一因となったのか、クラブニンテンドーは11年以上も活躍したものの、2015年9月30日に終了。任天堂の会員サービスは、マイニンテンドーへとバトンが渡されました。


任天堂のサービスは印象に残ることも多く、ふとした機会に思い出すことも珍しくありません。いずれは、「ニンテンドーカタログチケット」も、同じような思い出になるのでしょうか。私たちにできるのは、思い出すたびに偲びつつ、新たなサービスを待つことだけ。次はどんな神サービスと出会えるのか、心待ちにしましょう。


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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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