
近年、さまざまな人員削減の報が聞こえてくるユービーアイソフト。そんな中、最近同社が提示した施策「週5日の出社義務付け」に反対したベテランレベルデザイナーが解雇された件について、海外メディアGamesRadar+が報じています。
AAAタイトルの業績向上のため、「週5日の出社勤務」を掲げていた
ユービーアイソフトは効果的な仕事を行うために、全チームスタッフに対して、週5日の出社での勤務とする方針を2026年1月に発表していました。この勤務体制の変更は、チーム内での対面の交流や連携を強化し、AAAタイトルの開発における効率や創造性を向上させることが目的です。これらは、AAA市場で成功するための重要な要素とされています。

この勤務体制変更に反対の動きを表明していたのが、『アサシン クリード』シリーズに13年間携わり、『アサシン クリード シャドウズ』ではレベルデザインチームリードを務めたベテランであるデイビッド・ミショー=クロンプ氏です。
同氏は先週LinkedInにて以下のような投稿をしました。
ユービーアイソフトは”(対面での)協力の力を信じている"から、オフィス勤務を5日間に戻したいと考えている。でも、おいおい、俺たちはそんなにバカじゃないんだ。なぜオフィス勤務を5日間に戻したいのか、よく分かってるよ。
その後、同氏はこの発言に関連して「3日間の無給の懲戒停職」を受けたと主張しました。そして本日、「ユービーアイソフトから即時解雇されました。これは私の決定ではありません。社内の詳細や状況についてはお話しできません」という投稿をLinkedInで行っています。
この件を記事にした海外メディアInsider Gamingに対し、ユービーアイソフトの広報担当者は以下のようなコメントを発表しています。
敬意を持ってフィードバックや意見を共有することは、解雇につながるものではありません。当社は、安全かつ敬意を持って協力して働くことに関する明確な行動規範を有しており、従業員は毎年これを確認し署名します。それが侵害された場合、侵害の性質、重大性、繰り返し度合いによっては、段階的な措置の強化を含む処分が適用されます。
ミショー=クロンプ氏の解雇については、同氏の発言が「敬意を持ったフィードバック」ではなく、3日間の懲戒停職を経ての段階的な措置としての解雇だったということのようです。
人員削減と組織再編が進むユービーアイソフト。今後もしばらくは混乱が続くのかもしれません。
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