デジタルメディア協会(AMD)は、1年間のデジタルコンテンツの中から優秀作品を選出し、その制作者やグループの功績を称える「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'25/第31回 AMDアワード」の授賞式を、2026年3月25日に開催しました。
年間コンテンツ賞(優秀賞)には、ゲームタイトルとして『都市伝説解体センター』、ゲームハードとして「ニンテンドースイッチ2」が受賞。そのほかにも、「機動戦士ガンダム ジークアクス」「映画『8番出口』」など、ゲームに関連するコンテンツが優秀賞として多数選ばれ、また、審査員特別賞としてキーチェーン型育成ゲーム「たまごっちパラダイス」も選出されました。
本稿では、「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'25/第31回 AMDアワード」の一部コメントと、現地の様子をお届けします。
功労賞:落合陽一
リージョナル賞:石見神楽メタバース化プロジェクト
江並直美賞(新人賞):HANA
年間コンテンツ賞(優秀賞):「機動戦士ガンダム ジークアクス」、映画「国宝」、「Jiffcy」、TBS火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」、Netflix映画「新幹線大爆破」、『都市伝説解体センター』、「ニンテンドースイッチ2」、「映画『8番出口』」、「もしもし、ブルータス。with Google Gemini」、「Moflin」
審査員特別賞:「たまごっちパラダイス」
AMD理事長賞:TBS火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」
Digital Contents of the Year’25 総務大臣賞:Netflix映画「新幹線大爆破」
◆『都市伝説解体センター』が優秀賞作品に
『都市伝説解体センター』の授賞式には、ゲームクリエイターのハフハフ・おでーん氏と集英社ゲームズ・プロデューサーの林真理氏が登壇。インディーゲーム業界の発展を喜びつつ、今回の賞を受け取った祝辞を述べました。
ハフハフ・おでーん氏:今回は、このような名誉ある賞をいただきまして本当にありがとうございます。 私は「ハフハフ・おでーん」という、ふざけた名前で活動しています。この名前で活動してますと、こういうタイミングで名前を呼んでいただいたり、記事にしていただいたりして、本当にありがたいなと思うんですけど、デジタルコンテンツの恐ろしいところで、半永久的に残るんですよね。ちゃんとまっとうな名前にしておけばよかったと思って、後悔しております。
我々は、『都市伝説解体センター』というゲームを「墓場文庫」という4人のチームで開発しています。俗に言う、インディーゲーム開発というようなスタイルです。 このような賞をいただけたというのは、我々の作品が評価されたということと同時に、日本のインディーゲーム開発シーン自体が評価されたというふうに思っております。 今日もこの時間、1人でゲーム開発してるインディー開発者も多くいると思いますが、今回の賞が彼らにとっても、励みになる賞になれば非常に最高ですし、我々もこの賞に満足せずに、日々精進していければと思っております。本日はありがとうございました。

林真理氏:まずは、このゲームをプレイしてくれた、そしてずっと応援をしてくれているファンの皆様にお礼をお伝えしたいと思います。ありがとうございました。
また今回、このゲームを開発するにあたって、スモールスタートで始めたタイトルでしたけれど、そこから多くの方たちに支えられて、ここまで来れたなと思っております。本当に関わっていただいたスタッフ、関係各所の皆様にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
今回、このような栄えある賞をいただけたのは、デジタルゲームの分野においても面白い取り組みをしたことで、評価されたのかなというふうに思っております。 ゲーム分野は、発売と同時に世界に挑戦できる分野でございますので、集英社ゲームズならびに、優秀なクリエイターとともに、世界へこれからも挑戦していきたいと思います。本日はありがとうございました。


◆「ニンテンドースイッチ2」開発陣もコメント
同じく優秀賞を受賞した「ニンテンドースイッチ2」では、プロデューサーの河本浩一氏、テクニカルディレクターの佐々木哲也氏、ディレクターの堂田卓宏氏が登壇。「ニンテンドースイッチ2」を開発した経緯や技術面での取り組み、そして今後の展望などを語りました。
河本氏:第31回 AMD アワード優秀賞に「ニンテンドースイッチ2」を選出いただきありがとうございます。「ニンテンドースイッチ2」は、「ニンテンドースイッチ」の後継機種として、従来の遊び方を大切にしながら、もっと楽しんでいただけるように、コンピューター性能やコントローラー、コミュニケーション機能などを作り込みました。

佐々木氏:この度は、このような素晴らしい賞をいただきまして大変光栄です。私たちは、新しい体験につながる性能や構造を実現するために、チーム一丸となって数多くの試行錯誤と挑戦を重ねました。細部にまでこだわりを詰め込んで、ハードとソフトが一体となって体験を作り、その下支えをする仕組みを担当しました。

堂田氏:発売以来、国内外の多くのお客様に温かく受け入れていただき、大きな励みとなっております。これからも「ニンテンドースイッチ2」だからこそ生み出せる新しい遊びの追求や、その遊びの楽しさを実感していただけるソフトの開発を通じて、皆様に笑顔とワクワクをお届けできるよう努めてまいりたいと思います。改めまして、この度は誠にありがとうございました。


■優秀賞「機動戦士ガンダム ジークアクス」「映画『8番出口』」


■審査員特別賞「たまごっちパラダイス」



第31回 AMDアワードの受賞理由など、詳細は「デジタルメディア協会」公式サイトをご確認ください。



