eスタジアムとアクティオが資本業務提携——施設運営ノウハウを武器にeスポーツ拠点の全国展開を加速

NANKAIグループのeスポーツ事業会社に施設運営大手が出資し、自治体連携や共同イベントを含む幅広い協業に乗り出します。

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eスタジアムとアクティオが資本業務提携——施設運営ノウハウを武器にeスポーツ拠点の全国展開を加速
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NANKAIグループでeスポーツ施設を展開するeスタジアム(大阪市中央区)と、公共・民間施設の管理運営を手がけるアクティオ(東京都目黒区)は、2026年3月31日付で資本業務提携契約を締結したと発表しました。本提携に基づき、アクティオがeスタジアムへ出資を行います。出資額などの詳細は公表されていません。

全国9拠点の運営基盤にアクティオの知見を融合

eスタジアムは「プレイヤーファースト」を掲げ、なんば本店を起点に全国9拠点のeスポーツ施設を運営しています。大阪府泉佐野市をはじめとする自治体や教育機関・企業との連携も進めており、今後さらに施設展開を加速させる狙いです。

一方のアクティオは、1987年の設立以来、博覧会やイベント運営を起点に、文化・観光・教育・福祉など多様な公共・民間施設の管理運営実績を持ちます。eスポーツのコンテンツ力やコミュニティ形成力に着目し、今回の提携に至りました。

提携で取り組む4つの柱

両社は主に以下の領域で協業を進めます。

  • 既存・新規施設の運営品質向上:アクティオの施設管理ノウハウを活用した運営改善やスタッフ育成

  • eスポーツイベントの共同企画・実施:アクティオの施設ネットワークを活かしたイベント共催

  • 新規施設の全国展開:両社の知見とネットワークを組み合わせた出店の加速

  • 自治体連携の強化:地域課題解決型のeスポーツ施設・イベントの展開

NANKAIグループとしての成長戦略

親会社であるNANKAIはeスポーツ事業をグループの成長分野の一つに位置づけています。NANKAI代表取締役社長の岡嶋信行氏は「鉄道会社の枠を越え、未来の都市体験を創造するeスポーツへの挑戦は象徴的なプロジェクトの一つ」とコメントしており、アクティオの資本参画を機に事業のスケールアップを図る方針です。

《多賀秀明》

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