
2025年6月25日に星街すいせいさんが実施した「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(以下、ジークアクス)」最終回の同時視聴をきっかけに、ホロライブではバンダイナムコフィルムワークス、またはバンダイスピリッツの正式許諾を得て、各作品の同時視聴やガンプラ配信を実施してきました。
その結果として2026年3月に発表されたのが「ガンダムシリーズ×ホロライブプロダクション」スペシャルコラボであり、5月15日に配信された「ガンダムカンファレンス SPRING 2026」内での続報です。続報ではコラボタレントのパイロットスーツ姿のおひろめ、個人エンブレムのデザイン発表、さらにはコラボタレントの第2弾も伝えられて盛り上がりました。
なおコラボタレント第2弾の詳細は以下の通り。
・ウイングガンダムゼロ EW×大空スバル
・ユニコーンガンダム×兎田ぺこら
・プロヴィデンスガンダム×角巻わため
・ガンダムエピオン×森カリオペ
・デスティニーガンダム×IRyS
・ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天ミナ×轟はじめ




コラボ機体とタレントの組み合わせは、あらかじめバンダイナムコ側で決定したものをタレントが確認する形となっており、日々の配信や元から好きだったシリーズから選定する流れとなっていました。その代表的な例が、大空スバルさん、兎田ぺこらさん、IRySさんです。
大空スバルさんは「新機動戦記ガンダムW」を同時視聴して以来、夢中になったということでウイングゼロ(EW版)に。当時、ちょうど劇場公開されていた「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」をプライベートで鑑賞するほどでしたから納得の機体です。同時視聴も理解度が高く、リアクションも良く、ホロライブリスナーの間ではとくに評価の高いガンダムシリーズ同時視聴となっていました。
またパチンコから「機動戦士ガンダムUC」を知ったという兎田ぺこらさんは、当時、唯一知っているガンダムがユニコーンだったということで推しに推していたユニコーンガンダムに。もちろん現在はさまざまな作品を同時視聴しているのでその守備範囲は広がっていますが、初めて組んだガンプラもHG(ハイグレード)のユニコーンということで、こちらも納得の機体となっていました。
IRySさんもファンの間では「機動戦士ガンダムSEED」シリーズ好きで有名ですから、こちらも「SEED DESTINY」の機体に決定してとても喜んでいました。※日本語がめちゃめちゃうまいのですが海外メンバーです。
中でもガンダムファンが注目したのは角巻わためさんのプロヴィデンスガンダムです。これまでのコラボ機体はガンプラのRG(リアルグレード)をベースにオリジナルの配色をしていたため、「商品化されるならRGなのでは!?」と盛り上がる声が多数ありました。しかしプロヴィデンスは現在においてRGではリリースされておらず、「そのうちRGの情報が来るかも!?」「いやいや既存のラインナップで行くならMG(マスターグレード)だろ」と議論の的になっています。
もちろん現状で明かされているのはコラボ機体の組み合わせだけで、それらコラボ機体がガンプラでリリースされるかどうかも正式には発表されていません。それでもただひとりだけ非RGというのは違和感があり、夏に公開予定という続報が待たれます。
なおホロライブでおこなっている同時視聴やガンプラ配信は、すべてバンダイナムコ側の正式な許諾を得て実施しているもの。そのため「このコラボのために同時視聴をしたのでは?」との声もあります。しかし本人たちが雑談などで語っている内容をうかがう限りは、必ずしもそうとは限らないようです。
スバルさんは「ガンダムW」の同時視聴がとても好評で、公式のXアカウントも反応したほどでしたし、わためさんも「自分がコラボするならどの機体が良いか?」という雑談をたびたび行っており、それを勘案してプロヴィデンスに決まったようすがうかがえます。誰がどの作品を好きなのか、どのようなリアクションをとったのか、つねに企画担当がウォッチしてコラボメンバーやコラボ機体を決めているようなので、「この作品が好きだから、この機体になって嬉しかった!」というコメントがタレントたちの口から語られる、良い企画となったのでした。
いずれにしてもホロライブ内ではガンダムシリーズとのコラボが話題となっており、とくに現在、同時視聴やガンプラ配信をおこなっている、兎田ぺこらさん、白銀ノエルさん、輪堂千速さんの3名を中心にさまざまな話題が提供されている状況です。
続いて最近のトピックの中から、ガンダムベース福岡に行くため福岡弾丸ツアーを実施したぺこらさんと、さまざまなタレントたちが顔を出した千速さんのガンプラ配信についてお届けしたいと思います。
◆団長もガンプラを作ってみたい!
それではホロライブのタレントたちは、星街さんの「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」(最終回)同時視聴以降、どのような作品を同時視聴したのでしょうか?
■星街すいせい / 「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」(リアルタイム視聴・最終話のみ)
■白上フブキ / 「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」
■大空スバル / 「機動戦士ガンダム(劇場版3部作)」「新機動戦記ガンダムW」
■兎田ぺこら / 「機動戦士ガンダム(劇場版3部作)」「機動戦士Ζガンダム(劇場版3部作)」「機動戦士ガンダムUC RE:0096」
■白銀ノエル / 「機動戦士ガンダム(劇場版3部作)」「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」
■博衣こより / 「機動戦士ガンダム(劇場版3部作)」「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」
■クレイジー・オリー / 「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」(1話・2話)
■ベスティア・ゼータ / 「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」(1話~4話)
■ネリッサ・レイヴンクロフト / 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」
■輪堂千速 / 「機動戦士ガンダム(劇場版3部作)」「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」「機動戦士Ζガンダム(劇場版3部作)」「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」「機動戦士ガンダムUC RE:0096」「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」
ガンダム好きを公言するこよりさんと千速さんがやはり圧倒的に多く、8作品から9作品を視聴していました。
ほぼ宇宙世紀が中心ながら、おもしろいのはアナザーの「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第1期を視聴し終えたばかりの白銀ノエルさんです。ノエルさんはメイスが主武装の騎士ということで、やはりメイスを扱うガンダムバルバトスに感情移入し、かねてから「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」を観たいと発言していました。ノエルさんと同じ「団長」が登場するところも興味を引いたポイントです。

5月6日に第1期全25話の視聴を終え、次の予定は同作の第2期。具体的なスケジュールは現在未定ながら視聴することは決定しており、本人のXや配信にて追ってスケジュールを教えてくれるそうです。細かい作業が苦手と言いつつもガンプラにも興味を持ちはじめていて、とくに「鉄血」の主役機体であるガンダムバルバトスに注目していました。
理由は「ガンダムフレームもかっこいい!」という想い。理想はクリアカラー仕様のMGですが、ガンダムベースの限定品であるため再販のチャンスを待つしかありません。
◆博多のガンダムベースに行ってきたぺこ!
一方、現在もっともガンプラに夢中になっているのがぺこらさんです。
もともと作業要素が強い、たとえばSLGのようなジャンルが好きということもあり、黙々と打ち込めるガンプラが楽しくて仕方がないといいます。そのせいか配信の外でもRGのユニコーンガンダムを組んでみたり、現在は作業の合間に少しずつHGのクシャトリアを組んでいたりするそうです。


驚くのは、ガンプラの聖地「ガンダムベース東京」に行きたいという思いをきっかけにした弾丸ツアーです。雑談の流れから「ガンダムベースに行くなら、東京に限らなくてもいいのでは?」と思いつき、日帰りで「ぺこらマミー」さんと一緒にガンダムベース福岡を訪問。福岡観光をしながら多くの戦利品を獲得しました。
2026年5月14日に実施した「初めての福岡行ってみた!ぺこ!」内で明かされたのですが、実物大の「RX-93ff ν(ニュー)ガンダム」に感激し、「MG 1/100 ガンダムベース限定 百式 Ver.2.0 [メカニカルコアメッキ]」ほかグッズを確保し、もつ鍋などを食し、充実した一日を過ごしたそうです。
また同時視聴はTVシリーズ版の「機動戦士Zガンダム」を視聴中で、5月21日実施予定の第8回で最終回まで到達するとのこと。組む予定のガンプラも順調に積まれているようですし、今後のガンダム関連の配信も楽しみなところです。なお次のガンプラ配信で組みたいと思っているのは、ティターンズカラーのHG「ガンダムMk-II」だそうです。


◆次は「機動戦士ガンダムZZ」!?
さて最近のトピックといえば、2026年5月6日に輪堂千速さんが実施したHGユニコーンガンダムの組み立て配信も注目が集まっていました。
この日、千速さんはカバー社のスタジオで配信を実施したのですが、場所が場所だけにホロライブのタレントたちがたびたび顔を覗かせることに。その中で初めてニッパーを握るタレント、千速さんとガンダムトークをするタレントもいて盛り上がりました。とくにガンダムトークはこれまで話せる人間が限られていたことから、ホロライブ内では稀有な時間に。次に何を視聴するか?といった話題を中心に女子トークに華が咲きました。
まず注目なのは配信がスタートして1時間12分を回った頃。同期の水宮枢さんがダンスレッスンで来訪し、生まれて初めてのガンプラを体験します。もちろん「ニッパーを使ってパーツを切り出す」というのも初めて目にする光景です。そのため「やってみる?」と千速さんに勧められ、「こう? はっ、はっ、はっ! 手が震える(笑)」とその小さな手で「せーの!」とニッパーを入れました。
その後も手の小ささを比べてみたり雑談してみたりと、まるで姉妹のようにじゃれあう姿にリスナーも「てぇてぇ」を連呼。千速さんも水宮さんが切り出したバックパックの外面カバーにあたる、紺色のパーツを手にご満悦です。
なおガンプラ配信をしたタレントたちは「二度切り」を作法としていましたが、それは綺麗にパーツを切り取る初歩的な方法であり必須というわけではありません。
ランナーからパーツを切り出す際、直接カットしてしまうと断面が雑になったり、切れ味が悪いと白化したりして痕跡が目立ってしまいます。そこで1回目で余裕をもって切り離し、2度目で断面をていねいにカットすることで綺麗に仕上げるというわけです。もちろん2度目のカットをせず、かわりにヤスリで断面をならすと、より美しい仕上がりとなります。
しかし現在のガンプラはその「ゲート跡」と呼ばれる断面が隠れるような設計になっていることが多く、1度切りでパチパチ組めるようなパーツ構成になってます。中には「アンダーゲート」と呼ばれる箇所もあり、初心者でも手軽に美しく組める工夫が数多く施されています。そもそもゲート跡が気にならないなら、一度切りでガンガン組むのもアリでしょう。

続く注目ポイントは5時間56分を回った頃。星街すいせいさんが訪れてガンプラトークとガンダムトークで盛り上がりました。
星街さんはガンプラ未体験ということで、「ジークアクス」に登場する赤いガンダムを作ってみたいとのこと。リスナーから「(コラボ機体の)サザビーじゃないんだ……」とツッコミが入ると、まだ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」を観られていないことを告げ、さらにその前に「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」を視聴したいと明かします。
星街さんは「ジークアクス」の挿入歌とエンディングを担当した際、初代「機動戦士ガンダム」と「機動戦士Zガンダム」をプライベートで視聴しました。当時はバンダイナムコフィルムワークスと正式な同時視聴許諾を得ていなかったという事情もあって配信はしませんでしたが、それでもカミーユに共感し、最終的にはシャアの虜になりました。そのためまずは「オリジン」というわけです。
会話中、「逆襲のシャア」と「オリジン」のどちらを先に視聴するべきかという話題になると、「オリジンはifルートである」ことから視聴は後からでも……という流れに。この話題は博衣こよりさんの同時視聴でもたびたび登場していたのですが、「オリジン」はもともと、「初代ガンダム」でキャラクターデザインを担当した安彦良和さんが、独自解釈でスタートさせたマンガ版を映像化したものでした。
そのため「初代ガンダム」の内容に沿いつつも設定としては異なる部分が多々ありますし、そのマンガ作品内の過去話として綴られたパートを独立してアニメ化したこともあって、「コミカライズの映像版」のような位置づけになっています。
その点においては富野由悠季さんのノベライズと同じような位置づけにあたり、たとえば映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のようにアニメ設定に沿った形で映像化していれば良かったのですが、現状においては「初代ガンダム」とは地続きとは言い難いものになっているという事情です。

また「機動戦士Zガンダム」の話題では新訳劇場版よりも圧倒的にTVシリーズが良い!と盛り上がり、登場人物のレコア・ロンドについての感想を語りあったりしていました。そして星街さんといえばやはり「ジークアクス」です。
「おもしろかったよね!」で意気投合した星街さんと千速さんは、「初代ガンダム」を視聴するとまた面白さが倍増することに言及。千速さんは「初代ガンダム」を観ずに「ジークアクス」を視聴して虜になり、その後「初代ガンダム」を観て「この人、ジークアクスに出てた人!」「ジークアクスの最初のシーンとまったく一緒!」とテンションが上がったそうです。
「ジークアクス」をお勧めする際はガンダムファンほど「先に初代を観てもらったほうが……」と思いがちですが、「ジークアクス」を入り口にしても楽しんでもらえるという良い例となったのではないでしょうか。そのほか「もっと細かい部分を掘り下げてほしい!」という不完全燃焼の部分も語り合っており「ぜひ続編を!」で一致しました。

そんな千速さんと星街さんが次に観たいと発言したのが「機動戦士ガンダムZZ」です。「ガンダムZZ」は「初代ガンダム」「Zガンダム」に続くシリーズ3作目。「Zガンダム」から直接続く物語でありつつ、「ガンダムUC」に深く関係する設定もあり、おそらく「ガンダムUC」好きの千速さんが視聴したらその解像度は一気に上がることでしょう。
……とは言いつつ次回の同時視聴は5月22日の「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」とのこと。ぺこらさんもノエルさんも一旦、同時視聴は区切りの良いところへ辿り着いているので、一緒にガンダム作品を視聴するならまさに今が始め時でしょう。
その後は同期の響咲リオナさんも合流し様々な話題で盛り上がった千速さんのガンプラ配信。ホロライブの配信スケジュールが一覧となった「ホロジュール」では、その日の全配信が掲載されているので、同時視聴やガンプラ配信にリアルタイムで参加するなら、そのホロジュールをつねにチェックしておくことをお勧めします。

