2026年9月5日にVRアイドルえのぐのライブ「大絶響祭 2026 SUMMER 万里一空」が開催されます。ここでは、えのぐのファン、通称・えのぐみのひとりであるライターのカワチの視点で見どころを紹介していきます。
◆3年ぶりの「大絶響祭」
VRアイドルえのぐは以前の記事でも紹介したとおり、2017年から活動するV界隈の最古参。VRアイドル、バーチャルアイドルを誰でも知っている当たり前の存在にすること、そので世界一のVRアイドルになることに人生をかけて挑戦しているグループです。

そんなえのぐが3年ぶりに夏の祭典である「大絶響祭」を開催することを発表。ゲストに「アイカツアカデミー!」(デミカツ)に所属するアイドルのエリオントが登場することを明かしました。
えのぐとデミカツは2025年3月に開催された「Life Like a Live!9~ファンタスティックインベーダー~」で出会い、これまで何度も交流を続けてきた関係。「Life Like a Live!9」は直接同じステージに立ったわけではないですが、同じ公演に出演したことで仲を深めました。
この2組は2025年11月に「AWA UPSTREAM 2025 AUTUMN」で共演予定だったものの、デミカツのメンバーの体調不良により、出演が見合わせに。次は絶対に共演するという約束を果たしました。
しかし、デミカツは2026年4月25日の「デミカツ通信'25(最終回)」をもって、「配信部」としての活動およびYouTubeでの配信を終了。メンバー個人のX更新も終了しました。
アイドル活動は継続していくものの、交流の場は少なくなり、悲しくなっていたファンも多いはず。そして、このまま、えのぐとデミカツがライブでガッツリと共演することはないのかもしれない……と思ってしまうようなタイミングで、まさかの今回のライブへのゲスト参加が発表。これまでの流れを知っている人にとってはとてもアツい展開なのです。
今回開催される「大絶響祭」は総合音楽ライブエンターテインメントを掲げるえのぐのワンマンライブ。えのぐの歌唱とダンスに、プロのバンドやパフォーマーによる生バンドの演奏やダンスパフォーマンスを掛け合わせた唯一無二のライブです。過去には和楽器や殺陣、ストリートバスケットなどを組み合わせた演出があり、斬新なライブを披露しました。
これまでいくつものステージをこなし、生のライブにこだわるえのぐは「リアルとヴァーチャルの垣根を無くす」ということを目標に掲げていますが、この「大絶響祭」はそのひとつの到達点であり、答えになっているのではないかと考えます。
最初におこなわれた「大絶響祭 2022 SUMMER」では、和楽器ユニット「Godai」、和太鼓ユニット「四荒八極」、日本舞踊の「西崎櫻鼓 with おどりの空間」、形式美と芝居と武術を融合したサムライアーティスト「剱伎衆かむゐ」と共演。VRアイドルと和のパフォーマンスを組み合わせたライブを披露しました。
続く冬のワンマンライブ「大絶響祭 2022 WINTER ☆ Beat of Stellar」は引退を発表した夏目ハルさんのラストライブでもありました。「船出」をテーマにした公演で4人のえのぐが辿った旅路を回顧する内容。BigBandによるジャズ・オーケストラ演奏に加え、フリーバスケットボールプレイヤーや、シアターダンサーと共演し、海外演出を強く意識した内容で、これまでの集大成ではなく、これからのえのぐの世界を見据えた挑戦も伝わるものになっていました。
2023年に開催された「ワンマンライブ 大絶響祭 2023 SUMMER ~轟々爛々~」は「大絶響祭 2022 SUMMER」にも出演した和楽器メンバーとバンドメンバーも加えた総勢12名の生演奏に。本公演で発表された「ヴァーチャルバーサーカー」は、ミューコミVRの「VTuber楽曲大賞」で総合2位を受賞し、えのぐの新たな代表曲になりました。
勢いに乗っていたえのぐですが、2023年11月6日に事務所「岩本町芸能社」の廃業を発表。彼女たちは2023年12月31日をもって事務所を退所し、みずからをマネジメントする法人「えのぐ合同会社」を設立しました。
独立からの法人設立を決断し、改めて夢や目標を追い続けることを誓った彼女たちは、岩本町芸能社所属アイドルとして立つ最後のステージである「大絶響祭 2023 WINTER ~ONE DAY MORE~」を開催。共演者に「DJ BANBI」とダンスチーム「カペラ」を加え、バンド・DJ・ダンスが融合した賑やかな公演を実施し、不安を吹き飛ばすかのような晴れやかなライブを披露しました。
株式会社岩本町芸能社を退所したメンバーは自分たちの会社でできることを模索していくことに。活動を維持するための資金繰りもあり、大盛況だった大絶響祭もいちど幕を下ろすことになります。
しかし、2026年5月10日に株式会社ベクス運営のプロダクション「ACEeZ」への完全移籍を発表。これまで使っていた配信スタジオの価格高騰によって利用できなくなるというピンチを乗り越えました。
ベクスは、VTuberのプロデュース・マネジメントのほか、イベント主催やライブ制作も手がける企業であり、移籍後のえのぐは新たな仲間たちとともに切磋琢磨しながら「世界一のVRアイドルになる」という夢に向かって邁進を続けています。そんななかで、今回発表された「大絶響祭 2026 SUMMER 万里一空」は3年ぶりの「大絶響祭」。えのぐのみなさんのパフォーマンス力も上がっているなか、今回はどんなライブを披露するのか今から楽しみです!
◆「アイカツアカデミー!」のメンバーを紹介!
ここからは、「大絶響祭 2026 SUMMER 万里一空」にゲストで登場するデミカツのメンバーを紹介。本番のライブを楽しむために彼女たちのことを知っておきましょう!
「アイカツアカデミー!」は2024年7月16日に行われた『バンダイ アイカツ!新プロジェクト発表会』で発表された『アイカツ!』シリーズのアイドルプロジェクトで、愛称はデミカツ。
トップアイドル「Soleil(ソレイユ)」に憧れてアイドル養成学校「アイカツアカデミー」に入学した姫乃みえるさん、真未夢メエさん、和央パリンの3人の新人アイドルがYouTubeでの動画配信を通じて自分たちの活動を知ってもらい、ファンと一緒にトップアイドルを目指していく活動をしていました。2024年11月23日開催のオンラインライブ「ブランドミューズフェス」にて新メンバーである凛堂たいむさんの加入が発表。4人のユニット名が「helianthe(エリオント)」に決定しました。
なお、彼女たちのスタイリスト(キャラクターデザイン)は過去シリーズの担当者が起用されているところもポイントです。
・姫乃みえる
可憐でお話が好きな女の子で、キャラクターデザインは『アイカツスターズ!』のキャラクターデザインを担当した愛敬由紀子さんです。彼女自身が『アイカツ!』シリーズのオタクで、配信では過去作品について早口で語ることも多かったです。また、真面目な努力家で、アイドル活動に真剣に取り組んでいることが節々から伝わってきます。
姫乃さんは2025年4月13日にえのぐのメンバーである日向奈央さんと初コラボ。おふたりがアイドルをどのように考え、どのように活動しているのか、よく分かる興味深い配信でした。
また、姫乃さんは歌枠で日向さんがプロデュースする楽曲「BAD DANCE」のカバーを披露したり、えのぐのメンバーである鈴木あんずさんと朗読コラボを実施したりもしています。
さらに、白藤環さんがパーソナリティを務める「えのぐ 白藤環の推してまいる!」のゲストにやってきたことも。
・真未夢メエ
クールビューティーな外見ですが、中身は天然なほんわかお姉さん。キャラクターデザインは『アイカツ!』のやぐちひろこさん。優しく包容力がある一方で、天然な性格と機械音痴で、配信中にトラブルが起きることもしばしば。そんなトラブル込みでファンを楽しませてくれます。
真未夢さんは2025年10月14日に日向さんとコラボをして50の質問を実施。10月27日には真未夢さんが日向さんのチャンネルにお邪魔して『Goonect』をプレイしました。
・和央パリン
いつも元気いっぱいで楽しいことが大好きなムードメーカー。キャラクターデザインは『アイカツプラネット!』の宮谷里沙さんです。コミュ力がとても高く、初対面の人ともすぐに仲良くなれる一方、仲間想いの気配り上手で、仲間を励ますことも多いです。
デミカツとえのぐの初コラボ配信もパリンさんで、2025年4月11日に白藤環さんとプロフィール交換会を実施。元気で真面目という共通点を持つふたりが語り合いました。
また、彼女は姫乃みえるさんと同じく、「えのぐ 白藤環の推してまいる!」にゲスト出演しました。
・凛堂たいむ
ストイックな実力派でありながら、天然ボケな女の子。マイペースな性格ながらダンスが得意で加入前からエリオントのオリジナル曲の振りを覚えてしまうほどの実力を持っています。筋トレが趣味で、配信では「たむトレ」と題して初心者にも自分のペースで続けられるトレーニングをリスナーといっしょに考えたりしていました。
凛堂さんはほかの3人とは異なり、個人配信でのコラボはありませんが、だからこそ今回の「大絶響祭」でえのぐのみなさんとどのようなやり取りをするのか必見ですね。
ということで、「大絶響祭 2026 SUMMER 万里一空」について事前に知っておくとより楽しめるポイントをまとめてみました。「大絶響祭 2026 SUMMER 万里一空」は9月5日にオンラインで開催。チケットは「Z-aN」にて発売中です。



