『GUNDAM ROGUE ORBIT』が生む“エースパイロット”体験。直感操作と爽快さが生む“万能感”に溺れた先行試遊プレイ

「俺はもしかしたらエースパイロットかも知れない」と思わせるゲーム体験。

ゲーム PS5
『GUNDAM ROGUE ORBIT』が生む“エースパイロット”体験。直感操作と爽快さが生む“万能感”に溺れた先行試遊プレイ
『GUNDAM ROGUE ORBIT』が生む“エースパイロット”体験。直感操作と爽快さが生む“万能感”に溺れた先行試遊プレイ 全 35 枚 拡大写真

「僕が一番、ガンダムをうまく使えるんだ!」

2027年3月5日にバンダイナムコエンターテインメントより発売予定の『GUNDAM ROGUE ORBIT』(ガンダム ローグオービット)は、そんな万能感を抱かせてくれるタイトルでした。いやまあ、元のセリフはそんな万能感たっぷりなシチュエーションで放たれたセリフではないですが、それはいったん置いといて。ニュアンスだけ。

本作は高機動アクションが楽しめる「ガンダムゲーム」です。たくさんの敵をスタイリッシュなアクションで薙ぎ払い、ボス戦ではジャスト回避を駆使して立ち回る。とにかく速い。そして気持ちいい。そんなスピード感が大きな魅力となっています。

そんな2027年3月5日発売予定となる本作のPS5版を、一足先に遊んできました。手に取ることで見えてきたのは、「俺はニュータイプに覚醒したのか?」と思わせるほどの万能感。ガンダムヘリックスをすばやく、立体的に……思いのままに“動かすこと”の楽しさでした。

※画面は開発中のものです。

◆操作感と爽快感が生む、エースパイロットの自覚

『GUNDAM ROGUE ORBIT』は、完全新規の世界観で描かれる新たな「ガンダムゲーム」作品。人類が“アポカリプス”という未知の存在と対峙し、その脅威に立ち向かう物語が描かれます。ロボットvsロボットではなく、有機生命体と戦うというのがおもしろいですね。

主人公であるレクスの機体はもちろんガンダム。ガンダムヘリックスと呼ばれる機体に乗り込み、アポカリプスとの戦いへと臨みます。

こちらがガンダムヘリックス。全体的に丸いデザインが独特ですよね。
こちらは主人公のレクス。後ろに飛んでいるのは、ガンダムヘリックス専用の汎用知能アシスト・ソフトウェアコントロールユニット“HARO”のヴィーです。

ちなみに、ガンダムヘリックスは機体のカスタマイズが可能! 今回の試遊では3種類の機体アセンブリが扱えました。それぞれ武器のタイプも異なっており、

チャージ攻撃による強力な一撃とアンカーを使った強襲が特徴の “アサルトソード”

広範囲攻撃が得意な、鞭のように変化する剣“ウィップソード”

中距離からの突き攻撃が主体で、離れたところからの攻撃で威力が上がる“ソードランス”

という3種類。戦闘スタイルもまったく違うので、遊んでいて飽きないのがよかったです。

カスタマイズによって、ガンダムへリックスの見た目もガラッと変えられるようです。
今回試遊できた3種類の機体アセンブリです。これはアサルトソード。
こちらはウィップソード。モノアイからジオニズムを感じます。
ソードランス。正統派な騎士っぽい見た目ですね。

さて、改めて試遊の内容へと踏み込んでいきましょう。今回遊べたのは、雑魚敵を掃討して最後に強敵を撃破するミッション“レイルブリッジの攻防”と、大型ボス「ドレイク」との戦闘が楽しめるミッション"本能”のふたつ。

扱う機体アセンブリを選択した後、ミッションを受注してフィールドへ。

ミッションの選択後、機体へと乗り込むムービーが挟まります。男の子心をくすぐられますね。
そしてガンダムヘリックスの中でブリーフィング。フレーバー的なものですが、こういう要素があると気持ちが高まります。
甲板へとリフトで上がり……。
カタパルト射出! ガイドが出ていたりバーニアが開いていたりと非常に演出が細かい! いやー、出撃シーンはいいものですね……(しみじみ)。

まず操作していて感じたのは、ガンダムヘリックスを動かすときの爽快感。とにもかくにもモーションが派手! 最初に使った機体はアサルトソードを装備していたのですが、剣で切るだけでもかなりの外連味を感じます。ブーストを使っての高速機動にジャンプしながらの振り下ろしなど、モーションのバリエーションも豊富。シンプルに、動かしていて楽しいですね。

広範囲の攻撃で雑魚敵を薙ぎ払う。ダメージの表記が複数出ると気持ちいいですよね。
アサルトソードは チャージ攻撃が強力でした。振り下ろすときに機体すべてのバーニアが開いて、青い炎に包まれるのが最高。
ジャンプを絡めて空中から高台の敵を襲うことも可能です。とにかく軽く、爽快なアクションが魅力。

武器種ごとの違いも明確に感じました。鞭のようにしなる剣を使って広範囲攻撃と連続攻撃が可能なウィップソードは小型の敵の処理に。中距離での攻撃が強力なソードランスはボス戦の適性が高め。恐らくもっとたくさんの武器種があるでしょうから、それぞれ戦場によって使い分けるのが楽しそう。

モードチェンジのあるウィップソード。近くに居る敵は剣モードで倒し……。
離れた敵には鞭モードで対応。モードチェンジによってまったく別のモーションになるのがおもしろい。
ボスであるドレイクとの戦闘をソードランスで。
突進系の技が豊富で、ドレイクの巨体に複数ヒットするのが気持ちいい。ボスなど大型の敵は、翼などを部位破壊することができるのですがそれも爽快。

操作がスタンダードで動かしやすいのも好印象でした。PS5コントローラーの□ボタンが弱攻撃、△ボタンが強攻撃。○が回避で×がジャンプ。これといったてらいは無く、非常にベーシックで動かしやすいボタン配置です。キーコンフィグなどが実装されるのかは不明ですが、個人的にはこのままで十分だと感じました。

「簡単操作で超爽快!」……とか書くと何やら急に安っぽくなりますが、筆者として受けた印象としてはけっこうそれに近いかと。単純にアクションゲームとして考えても、直感的に動かしやすいのが素晴らしいですね。

L1を絡めて弱攻撃、強攻撃のボタンを押すと、より強力な行動である“タクティカルスキル”を発動できるのですが、これも派手でおもしろい。ほかの攻撃に対して行動を割り込ませる、いわゆるキャンセルしながらの発動が可能なので、攻撃系は連撃の締めにぴったり。細かい通常攻撃の後、デカくて派手な攻撃で締めるのはロマンを感じます。

タクティカルスキルによって、振った剣の軌道にあわせてスフィアが発生。振った後、遅れてズオッと球が発生するのがかっこいい。
ウィップソードは上空に飛び上がり、回転しながら剣をしならせ叩きつけます。モーションの緩急がすばらしく、とても好き。

L1と回避ボタンを同時に押せば、“タクティカルムーブ”が発動し、とても長い無敵時間の回避行動が可能に。さらに敵の攻撃にぴったり合わせてジャスト回避ができれば、敵の側面へ一気に回り込む特殊な行動“シフト”が発動。安全圏からさらに連撃を叩き込むことができます。

シフト発動時は体中を青いオーラが包みこむんですが、これがまたいい。軌跡が残るのもオシャレです。

これらの行動は“タクティカルゲージ”というリソースを使用するので、このふたつをどう使いわけるかが戦闘のキモ。最大4回分保持できる(装備によって変わる可能性もありますが)ので、個人的には回避用のリソースとして1回分を残しつつ、積極的にタクティカルスキルを使っていくのが良いのかなと感じました。

とはいえ敵や戦場によって、そこは柔軟に変えていくのがいいのでしょう。「この敵、自分は苦手だな……」と思ったらタクティカルムーブ用にゲージを残すとか。その辺りの塩梅をプレイヤー自身で決められるのがいいですね。

◆オート回避と必殺技。OVER-RISE状態で「俺TUEEEEEE!」が止まらない

剣などのメインとなる装備のほかに、“アポカリプスユニット”というサブ武器も。こちらは使えば大きく戦況を変えられる代わりに、使用するたびにクールダウンに入るというシロモノ。強力だけど制限がある、いわゆるグレネードとかオードナンスとか呼ばれるものに近いでしょうか。

アポカリプスユニットは2種類を同時に装備できます。今回装備できたのは、使用すると一定時間その場にシールドを張れるガーディアンと、自動で敵を攻撃してくれるファンネルのようなものを展開してオールレンジ攻撃ができるシルフィード。

ファンネルについては……まあ、いまさら何も言わずともよいかもしれませんね! 当然のごとく強力です。一度放てば自動で動き、近くにいる敵を自動で攻撃してくれるので非常に使い勝手がいい。とりあえず投げておけば仕事をしてくれるので、ゲームに慣れていない人でも安心。

紫色のホタルみたいなのがAP-U
紫のレーザーが敵を取り囲み、消し炭にしてくれました。流石のオールレンジ攻撃。

ガーディアンは安全圏を作るのに役立ちそうな気配を感じました。

……なぜ予測っぽい書き方なのかと言うと、今回試遊したミッションでは敵の耐久も低かったので、基本的に近づいてぶった切るほうが有効だったんですよね。今回は使う意味をそこまで感じなかったというのが本音です。

ただ、ガーディアン自体は即時発動かつ範囲も機体ふたつぶんぐらいをカバーできるので使い勝手は良さそうでした。敵からの遠距離攻撃が苛烈なミッションや、タクティカルムーブが使えないときの緊急回避手段としては重宝しそう。

大型の敵と戦闘するときはちょこちょこ便利な場面が。とはいえ、まだ性能をフルに体感できたかと言えば微妙だったでしょうか。

アポカリプスユニットにはさらに強力な形態が。その説明のためには、まずガンダムヘリックスの隠された力について触れなければいけません。

それこそは“OVER-RISE”! 戦闘中、敵に攻撃を当てることで溜まる“G.U.N.RISEゲージ”が満タンになると使える、ガンダムヘリックスの強化状態です。OVER-RISE状態の機体はなんと無敵。タクティカルゲージも全回復し、回復速度も上昇します。敵からの反撃は自動回避してくれるため、タクティカルスキルを使った攻撃を好きなだけ叩き込めてしまうわけですね。最強。

OVER-RISEが使用可能になると、画面下部のゲージが黄色く輝きます。
使用時にはカットインも。男の子の夢。
OVER-RISE状態でタクティカルスキルを使いまくって一気に敵の体力を削っていきます。ド派手な技を使いまくれるのが気持ちいい!

このOVER-RISE中に使えるのが、“APユニットバースト”。装備しているアポカリプスユニットによって性能が変化する必殺技です。たとえばシルフィードであれば、指定した敵に対して全AP-Uが極太のレーザービームを浴びせかけます。何条もの光が敵を包み込む様子はまさに圧巻。

シルフィードのAPユニットバースト。大量のダメージ表記を見るとゾクゾクします。

扱いがわかってくると、OVER-RISEはもっと楽しく。タクティカルスキル連打→OVER-RISE→回復したゲージを使ってさらにタクティカルスキル連打→締めにAPユニットバースト! という流れで火力を叩き込めたときは最高の気分になれました。大技を連打しているときの爽快感といったら……!

一方的に巨大な敵を切り刻む快感! 楽しい楽しい試遊でした。

◆TGSで君もエースパイロットに。この万能感に溺れてほしい。

そういった感じで試遊は終了。約30分の試遊でしたが、とにかく「楽しかった」というのが印象に残っています。個人的に、操作が直感的だったのが好印象でしょうか。とくにタクティカルスキルとタクティカルムーブは、“L1を絡めることでアクションを強化する”というシンプルな入力方法で非常に慣れやすいものでした。

操作が簡単。それでいてビジュアルは派手。自分の思うようにガンダムヘリックスを動かし敵を薙ぎ払う爽快感。「動かすのが楽しい」というアクションゲームの根源的なおもしろさがあります。

とはいえ楽勝というわけでもありませんでした。ボスである“ドレイク”との戦いは、けっこうヒリつく場面も。

ただ、言ってしまえば普通のロボットゲームである感は否めません。高機動なアクションは『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』などの重厚感を感じさせるアプローチとは真逆。欲を言えば、もう少しロボットゲームらしい巨大さや重さを感じられる場面があってもいいのかも。

この辺りはミッションや装備にもよるものかもしれませんので、製品版ではまた評価が変わるかも? シナリオにはかなり「ガンダムシリーズ」らしい人間ドラマを交えたストーリーが展開されるとのことなので、そこも踏まえると印象は変わってきそうです。

敵も自分と同じサイズか大きいかなので、ロボットの大きさを感じる場面は少なめでした。

普通のロボットゲームとして見ても完成度は高いと言っていいでしょう。装備による差別化もしっかり行われており、ゲームを進めれば進めるほど取れる行動の選択肢が取れ、どんどん楽しくなっていくはず。実際今回3種類の装備を使いわけただけでもかなりの深みを感じました。

手触りも拡張性も十分。遊んだ身としては、製品版へと大いに期待せざるをえません。ああ、改めて楽しかったなあ……。

筆者いちばんのお気に入りはウィップソード。タクティカルスキルが最高でした。

『GUNDAM ROGUE ORBIT』の発売日は2027年3月5日予定。2026年9月17日~21日(一般公開は19日から)の東京ゲームショウ 2026では試遊台も設置予定とのことなので、気になる方はぜひとも触ってみてはいかがでしょうか。

そのとき、きっとあなたは本作の動かしやすさと爽快感を体感して思うはず。「僕が一番、ガンダムをうまく使えるんだ!」……と。そのエースパイロット感に、心行くまで溺れてほしいです。

©SUNRISE

GUNDAM ROGUE ORBIT コレクターズエディション-PS5
¥15,840
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《オクドス熊田》

オクドス熊田

1998年生まれ。川に潜って魚を捕ったりゲームしたりテキストサイトを読んだりしていたらいつのまにかフリーライターになっていた。現在は紙面、web問わずいろいろと活動中。好きなレーンはTOPレーン。ソウルチャンピオンはタム・ケンチ。

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