TGS2026の一般公開日初日となる9月19日(土)、GALLERIA(ガレリア)ブースにて、「もにもにDX」の出張イベントが開催されました。
ステージには、まざー3さんと、ぶいすぽっ!所属の夢野あかりさんが登場。さらに、ゲストとしてストリーマーのけっつんさんを迎え、企画「けっつんの人生折れ線グラフ」が行われました。笑いの絶えなかったステージの模様をお届けします。
◆始発で駆けつけたファンも! 「もにもにDX」がTGS2026に登場

イベントは、まざー3さんと夢野あかりさんによる「もにもにDX!」という挨拶からスタートしました。
「もにもにDX」は、2人がTwitchで始めたラジオ企画「モーニング・モーニング」を原点とする番組です。2人だけで始めた企画がTGS2026にたどり着いたことに、まざー3さんは「感動しますね」としみじみ。夢野あかりさんも「ビッグイベントに!」と声を弾ませました。
会場には、番組の初期から見続けているファンのほか、茨城県から「もにもに」を目当てに朝6時過ぎから並んだという来場者もおり、2人は熱い声援に感謝を伝えました。
ここで、スペシャルゲストのけっつんさんが登壇。けっつんさんは2016年ごろに初めてTGSを訪れたといい、当時はソーシャルゲームの出展が目立っていた一方、近年はPCゲームやストリーマー関連のブースが増えており、時代の変化を感じたと語りました。気づけば、もう10年前の話です……。

◆幼稚園で手にした“権力”から配信専業へ――けっつんさんの人生をグラフで振り返る
メイン企画は、38歳までの気分の浮き沈みをグラフにし、人生の節目をクイズとともに振り返る「けっつんの人生折れ線グラフ」です。

幼少期の話をJリーグ開幕の話題から始めると、まざー3さんは「38歳の当たり前でしょ」とすかさずツッコミ。
グラフは幼稚園時代から、いきなり100%に到達。当時、サッカーの練習中に先生のシュートを受け止めきれず、手を骨折してしまったけっつんさん。それ以降、申し訳なく思った先生から強く叱られなくなったことで、幼いながらに「権力を持った」と気づいたそうです。何をしても怒られない幼稚園生活を満喫していたというエピソードに、まざー3さんと夢野あかりさんからも笑いがこぼれます。
小学生になると、その“権力”を失ってグラフは下降。当時は『ポケットモンスター 赤・緑』が社会現象となっていましたが、けっつんさんは周囲に逆らうようにゴルフに熱中していたといいます。
小学6年生のころによくやっていたことを尋ねる最初のクイズでは、さまざまな回答が飛び出した末、正解は「小学1年生を相手にドッジボールで“雑魚狩り”をする」というものでした。やがて低学年向け大会の正式な練習相手となり、その成果もあって地域のチームは大会で優勝。本人は「わしが育てた」状態だったと振り返ります。
中学生になると、グラフは一気に0%へ。学年で一番かわいいと評判だった女子生徒に告白するため、頭の中で半年ほど会話をシミュレーションしたものの、実際には一度も話しかけていなかったそう。そのため、告白の返事は「うちらって話したことないよね」。けっつんさんは「イメージトレーニングをしすぎて、現実で話しかけるのを忘れていた」と、切ないのかよく分からない失恋エピソードを振り返りました。

高校ではテニスに打ち込み、県大会2位まで進出。しかし、県1位の選手との力の差を痛感して競技を離れたといいます。ここで、高校野球に打ち込んでいたまざー3さんにも「県2位」の経験があることが判明。2人は「1位は続けるけれど、県2位はやめる」と意気投合。
大学進学後は、サークルやアルバイト中心の生活に1年ほどで飽き、イベント制作会社へ「無給でもいいので働かせてほしい」と片っ端から電話。唯一返事をくれた会社で、社長の付き人として現場を学び始めました。また、当時流行していたヒッチハイクも経験。まざー3さんにも同じ経験があると分かり、「県2位」に続く共通点が見つかったことで、2人はさらに意気投合しました。夢野あかりさんは「県2位はヒッチハイクする」とまとめ、会場を沸かせました。
その後はイベント関連などの仕事で独立し、1日19時間、21連勤という多忙な日々へ。久しぶりに帰宅した際、手紙と見覚えのないウォークマンから同棲相手の浮気を知ったという、切ないエピソードも飛び出しました。
ステージでは終始、『ポケットモンスター 赤・緑』や『電波少年』、ウォークマンなど、平成を感じさせる言葉が飛び交う“おじさんトーク”が繰り広げられました。
◆コロナ禍で動画投稿から配信へ――専業ストリーマーになるまで
仕事が落ち着いてゲームを遊ぶようになり、初めてFPSに触れたことが、現在の活動につながります。所属クランの新人に向けて解説動画を作ったところ、仲間から話し方の面白さを評価され、ゲーム実況を勧められたことが動画投稿のきっかけになったとのこと。

ここまで大きく落ち込むことなく、上がり調子だったけっつんさんのグラフ。しかし、コロナ禍で本業が激減します。さらにゲーム配信が主流になり、編集を伴う実況動画では話題のゲームを扱うスピードで配信者に追いつけなくなったため、自身も徐々に配信へ軸足を移します。そのころ、Twitch Rivalsの『Fall Guys』企画で夢野あかりさんと同じチームになったこともあったそうな。
最後のクイズは、配信を専業にしようとしていたけっつんさんが、あまりの面白さに圧倒され、一度は心を折られた配信者を当てるというもの。正解はハセシンさん、三人称、わいわいさんの3組でした。初参加のVCR『RUST』で彼らと同じチームになり、「こんなに面白い人たちがいるなら、自分には専業は無理だ」と一度は諦めたといいます。
その後もさまざまな配信者と交流し、ついに専業ストリーマーに。決断の理由を尋ねられると、「年齢的に兼業がきつくなった」「マスクをして話すのも肺活量的に大変になった」と答えます。夢野あかりさんが「おじさんみたいな理由」と笑うと、けっつんさんも「おじさんみたい、じゃなくて、おじさんやねん」と返し、最後まで“おじさんトーク”で笑いをさらいました。
人生を振り返ったけっつんさんは、「意外と悪くない人生だった」とひと言。県2位に終わった経験についても、今では「あそこで挫折してよかった」と感じているそうです。
イベント終盤には、ガレリアの「ぶいすぽっ!コラボモデル」を紹介。会場に展示されていた「GALLERIA VSG-C5A-R56-B ぶいすぽっ!コラボモデル 夢野あかりVer.」の構成や、“推し仕様”のデザイン、壁紙、システムボイスなどが案内されました。


気づけば予定時間を超えるほど盛り上がったステージ。けっつんさんが「おじさんは語りたがりやからな」と笑う中、最後は出演者と来場者が声を合わせた「おつもにー!」で、にぎやかに幕を閉じました。




