
KONAMIの歴史的RPG『幻想水滸伝』シリーズ最新作となる、モバイル向けRPG『幻想水滸伝 STAR LEAP』。8月7日のリリースから時を経て、いよいよ最新章となる第3章が追加されます。
『幻想水滸伝』シリーズの体験をスマホにギュッと凝縮した、ディープなファンから新規層まで幅広く遊べる本作に、筆者もこの機会に初挑戦してみました!
なお、ストーリー第3章終了までのネタバレを含むため、新鮮な気持ちでプレイしたい方は閲覧にご注意ください。
魚が空を泳ぐ夢幻の郷「シャンピア」へ――第3章の物語
『幻想水滸伝 STAR LEAP』とは、シリーズ初のモバイル向けタイトル。正統な続編で、1995年に発売した初代『幻想水滸伝』よりも過去の時代を描いているため、シリーズ初心者でも問題なく入っていけます。
ポリゴンで作られた景色の上で、愛らしいドット絵のキャラクターが動き回り、現代的グラフィックとレトロゲーム的な味わいが混ざり合うビジュアルが特長。また、モバイル向けらしくアニメチックなキャラクター立ち絵イラストも採用されています。
シリーズ作品らしく、多種多様なキャラクターが登場する点も魅力です。曲がったことが嫌いな少女「シーリーン」、大亀と釣りをする少年「ウクー」、子どもながらに一端の鍛冶師「メーシュ」など、きっと好きなキャラクターが見つかることでしょう。

さて、そんな『幻想水滸伝 STAR LEAP』の物語は、いよいよ3章に突入。1~2章の物語は、リリース当日に掲載したプレイレポートで紹介しているので、そちらもあわせてご覧ください。
3章冒頭では、テンリュウたちの組織に対抗するため、仙郷「シャンピア」との同盟締結を目指す主人公一行でしたが……。おとぎ話でしか聞いたことのないシャンピアは、「仙功」という特殊な力を持つ者でなければ入れないのです。
しかし、リヒョウや乱凛天の案内で、ついにシャンピアへと辿り着きました。魚が空を泳ぎ、七つの秘湯があるというシャンピアは、まさしく夢幻の世界。歩いているだけでも心躍ります。

七つの秘湯がもたらす奇跡を頭から信じている男の子「ブブ」や、彼の師母である「ラチャナ」など、この地でも多くの新たな出会いがあります。
しかしながら、シャンピアとの同盟締結はあっけなく断られてしまいました。仙功を使えない者がシャンピアに入ってこられないからこそ、この地は守られるという判断からです。あまり腑に落ちませんが、せっかくなので、シャンピアの催事「舞踏極儀」だけでも覗いていこうという話になる一行。ラチャナの華々しい舞を眺めていると、ステージの上に何者かが現れ……!?

と、この先はネタバレになるので、本稿ではここまでの言及に留めます!アップダウンの激しい、先が気になるストーリー展開でした。ストーリーが発生するポイントへの移動も、ストーリー中のカットシーンも、すべてフルオートで楽しめるので、ながら作業でも問題なく遊べる点が嬉しいですね!

戦術性の高いバトルと、充実のやり込み要素
バトルについても、抜かりありません。本作では前列3人+後列3人+支援1人という、非常に大所帯なバトルスタイルを採用しています。
そのうえで、リーダーを1人指名し、特別なリーダースキルをも発動可能に。編成の時点でかなり自由度が高く、さすがは108人以上ものキャラクターを有するだけはあります。

戦闘は、タイムラインで管理。攻撃方法は「通常攻撃」「紋章技」「奥義」に分かれており、それぞれ火力と次の行動順が細かく設定されています。どの攻撃も一長一短であり、火力は高いけれど次の行動も遅い……といったジレンマに悩まされます。

また、本作も多くのRPG同様に属性相性が存在しますが、面白いのが敵のHPバーの下にある「バランス値」の概念。
この値を、特定の属性攻撃で削り切ると、敵が「アンバランス」状態になり、タイムラインの最後尾へと移動して、被ダメージ割合もアップします。このタイミングで大技を当てられるように戦術を練っていくのが面白いところです。
ただの数字の殴り合いではなく、ターンごとに最適解を考えていくことになる、歯応えのあるバトルデザインになっているわけです。

また、本作の主人公は里の長を務めています。自身の里を復興させるために、さまざまな施設を建て、レベルを上げていかねばなりません。
各施設には、それぞれ役割が存在します。たとえば「炊事場」では仲間たちに料理をふるまって友好度を上げたり、「紋章屋」では技の強化ができたりというもの。
とりわけ、本作らしいと感じたのが、ヒスイが管理している「約束の石板」です。108人の仲間たちの銘が刻まれており、誰を仲間にしたのかが一見してわかります。「次の仲間が楽しみですね」というヒスイの言葉通り、出会いの大切さを感じられる素敵な施設です。

そのほか、ミニゲーム系も素敵なものが揃っています。「釣り」では、タイミングよく魚を釣り上げ、「稲収穫」では時間内に効率的に稲を集めることが求められます。どれも冒険の息抜きにはちょうどよいボリュームのミニゲームでした。ここで得た素材は、料理や技の強化などに使用します。バトルとストーリー以外にも楽しめるコンテンツがたくさんあるのは嬉しいですね。


ほかにも、何十階にもわたる塔を登って敵を薙ぎ倒していく「蜃気楼の塔」や、街中にいる迷える人を救って報酬をもらう「人助け」など、今年始まったとは思えないほどのコンテンツがすでに用意されています。
3章追加でさらに加速する『幻想水滸伝 STAR LEAP』……追いつくなら今!
『幻想水滸伝 STAR LEAP』は、国内モバイル版(iOS/Android)が配信中。今後、海外モバイル版/PC(Steam)も順次リリース予定です。
©Konami Digital Entertainment





