KONAMIはTGS2026会場にて、PC(Steam)/Android/iOS用ソーシャル・ゲームクリエイション・ネットワーク『ワイワイワールド Craft』を出展し、世界最速のプレイアブルを行いました。

本作は「ゲームを作って遊んでもらいたい」という思いをコンセプトにしており、プレイヤー自身がゲームを作り、世界に向けて発信し、ほかのプレイヤーに遊んでもらえる作品となっています。また、ゲームを作って公開するだけでなく、ほかのプレイヤーが作成したゲームで遊んだり、公式で用意されたゲームをプレイしたりするなど、さまざまな楽しみ方が用意されています。
そんな本作を東京ゲームショウ2026の会場にて、約15分間体験することができました。今回は実際に触れてみて分かった本作のゲームシステムと、その魅力をお伝えしたいと思います。
可能性は無限大!自分自身のオリジナルゲームを作ろう!可能性は無限大!自分自身のオリジナルゲームを作ろう!
『ワイワイワールド Craft』は、プレイヤー自身がオリジナルのゲームを制作し、完成したゲームをほかのプレイヤーと共有して楽しめるゲームクリエイションプラットフォームです。
本作では、用意されたゲームの基本システムをベースに、ステージやルール、アイテム、ギミックなどを組み合わせながら、自分だけのゲームを作り上げていきます。あらかじめ用意された素材やゲームの仕組みを組み合わせて制作できるため、プログラミングの知識やコーディング作業が一切なくても、ゲーム制作の経験がないプレイヤーでも気軽にクリエイションを楽しめるのが特徴です。
本作の最大の魅力は、プレイヤー自身が「こんなゲームを作ってみたい」というアイデアを形にできる点だと感じました。
本作では「ワールドエディタ」を使うことで、ブロックやギミックなどを細かく設定することができます。用意されたゲームシステムを組み合わせながら、プレイヤー自身のアイデアをゲームとして形にしていくことが可能です。
なかでも筆者が特に魅力的だと感じたのが、2Dゲームと3Dゲームの両方を制作できる点です。ゲームのジャンルや見せ方に合わせて2Dと3Dを使い分けられるため、「こんなゲームを作ってみたい」という発想を、より自由に形にできるようになっています。


また、ゲームのプレイスタイルについても、ソロプレイだけでなく、複数人での協力プレイや対戦形式など、さまざまな遊び方を想定したゲームを作ることができます。
さらに、ゲームの内容だけでなく、ステージの装飾やアイテム、ギミック、BGM、効果音などにもこだわることができます。自分が考えたルールをゲームとして成立させるだけでなく、ステージの見た目や演出まで含めて作り込めるため、プレイヤーによってまったく異なる作品が生まれることになりそうです。
今回の試遊時間は約15分と限られていたため、すべての機能をじっくり試すことはできませんでした。しかし、短時間の試遊でも「用意されたゲームを遊ぶ」のではなく、「自分ならどんなゲームを作ろうか」と考えながら触れることができ、本作がゲームクリエイションを身近なものにしようとしていることを感じられました。
既存のゲームをアレンジして、自分だけの作品に!既存のゲームをアレンジして、自分だけの作品に!
「いきなりゲームを一から作るのは難しそう」と感じるプレイヤーに向けた遊び方も用意されています。
本作では、公式で用意されているゲームをベースとして、ルールやステージなどに手を加え、自分なりのゲームへとアレンジすることができます。
元となるゲームの基本的な仕組みを残しながらルールを変更するだけでも、プレイしたときの感覚は大きく変化します。
そのため、ゲーム制作に慣れていないプレイヤーでも、まずは完成されたゲームをベースにアレンジしてみるところから始められます。
「ゲームを作ってみたいけれど、ゼロから考えるのは難しい」という人でも、既存のゲームを触りながら少しずつ自分のアイデアを加えていくことで、ゲーム制作の楽しさを体験できる仕組みになっています。
約3分でゲームのベースを作れる「マジックポッド」
さらに、ゲーム制作のハードルを下げているのが「マジックポッド」です。
本作では、いくつかの質問に答えていくだけで、約3分でゲームを自動生成することができます。
ゲームを作ってみたいものの、「何から始めればいいのかわからない」というプレイヤーでも、用意された選択肢を選んでいくだけでゲームのベースを作ることができます。
そして、ここで重要なのは、マジックポッドで生成したゲームが完成形ではないという点です。
生成されたゲームには、その後プレイヤー自身が手を加えることができます。まずはマジックポッドでゲームの土台を作り、そこからワールドエディタなどを使って自分好みにブラッシュアップしていくという遊び方が可能です。
「ゲームを自分で作る」というと難しい印象がありますが、本作では自動生成からスタートすることで、そのハードルを大きく下げています。
まずは簡単にゲームを作ってみる。そこから「ここをもっと難しくしたい」「このギミックを追加したい」とアイデアを膨らませていく。
こうした段階的なゲーム制作ができることは、本作ならではの特徴といえるでしょう。
作ったゲームを世界中のプレイヤーに遊んでもらう作ったゲームを世界中のプレイヤーに遊んでもらう
そして、本作のクリエイションはゲームを完成させて終わりではありません。
完成したゲームは公開することができ、ほかのプレイヤーに遊んでもらうことができます。
反対に、自分がプレイヤーとして世界中から公開されたゲームを探し、気になった作品を遊ぶこともできます。


つまり本作では、「ゲームを作る」、「ゲームを公開する」、「ほかのプレイヤーに遊んでもらう」というサイクルが成立しています。
自分でゲームを制作する「クリエイター」と、世界中のプレイヤーが制作したゲームを楽しむ「プレイヤー」という2つの立場を行き来できるのも、本作ならではの魅力です。
ゲーム制作に興味がある人はもちろん、ゲームを作ることには興味がなくても、ほかのプレイヤーが作ったゲームを探して遊ぶだけで楽しめるようになっています。
「いいね」や「推しドリ」でお気に入りのクリエイターを応援
ゲームを遊ぶ側にも、作品を評価したり、クリエイターを応援したりする仕組みが用意されています。
プレイして「面白い」と感じたゲームには「いいね」を付けることができます。さらに、プレイ中に集めた「推しドリ」というアイテムを使って、ゲームの制作者を応援することも可能です。
本作では単純に「ゲームを作る人」と「ゲームを遊ぶ人」が分かれているわけではありません。
面白いゲームを作ったクリエイターをプレイヤーが応援し、その反応によってさらに多くのプレイヤーが作品を知る機会にもなります。
ゲームを中心にクリエイターとプレイヤーがつながっていくコミュニティが、本作の中で形成されていくことになります。
ゲームを作らなくても楽しめるゲームを作らなくても楽しめる
ここまでゲーム制作を中心に紹介してきましたが、本作は「ゲームを作らなければ楽しめない」という作品ではありません。
公式で用意されたゲームを遊ぶこともできますし、ほかのプレイヤーが制作したゲームを探して遊ぶこともできます。
そのため、「自分でゲームを作ってみたい」という人だけでなく、「面白いゲームを探して遊びたい」「友達と一緒にゲームを楽しみたい」「ゲームを作った人を応援したい」といったプレイヤーも、それぞれのスタイルで楽しむことができます。
ゲームを「遊ぶ」だけだったプレイヤーが、ある日自分でゲームを作ってみる。そして、そのゲームを誰かが遊んでくれる。
そんな遊び方の広がりこそが、『ワイワイワールド Craft』の大きな魅力なのではないでしょうか。
約15分という短い試遊では本作のすべてを体験することはできませんでしたが、ゲームを遊ぶ側と作る側の垣根をなくし、「こんなゲームがあったら面白そう」というアイデアを実際のゲームとして形にできる可能性を感じることができました。
今後プレイヤーによってどのようなゲームが生み出され、それがどのように広がっていくのか。ゲームを「遊ぶ」だけでなく「作って共有する」ことまでを楽しめる本作の今後に注目したいところです。


