『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』で冒険はどう変わる? 本編クリア済みでも苦戦する「ノルガン」と、ハクスラ要素が熱い「遺戦品」【先行レポ】

『ドラゴンズドグマ 2』に新たな冒険を加える大型拡張『ダークアリズン』を先行プレイ。新エリア「ノルガン」をはじめ、追加ダンジョンや新たな武具など、その魅力を紹介します。

ゲーム プレイレポート
『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』で冒険はどう変わる? 本編クリア済みでも苦戦する「ノルガン」と、ハクスラ要素が熱い「遺戦品」【先行レポ】
『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』で冒険はどう変わる? 本編クリア済みでも苦戦する「ノルガン」と、ハクスラ要素が熱い「遺戦品」【先行レポ】 全 21 枚 拡大写真

剣や魔法が飛び交う王道ファンタジーの世界を舞台とする『ドラゴンズドグマ 2』は、プレイヤー自身の判断で冒険を切り開いていくオープンワールドアクションRPGです。

自ら行動する従者「ポーン」とともに旅をする独自のゲーム体験も大きな特徴で、予期せぬ出来事が次々と起こる刺激的な冒険に没頭したユーザーも少なくありません。その一方で、最適化不足や不便に感じられるシステムに難色を示す声もあり、プレイヤーによって評価が大きく分かれる一面もありました。

そんな本作に新たな物語やプレイ体験を加える大型拡張コンテンツが、2026年10月9日に発売される『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』(以下、『ダークアリズン』)です。

本作はニンテンドースイッチ2/PS5/Xbox Series X|S/Steam向けに登場し、スイッチ2版は本編と拡張コンテンツをひとつにまとめたタイトル、PS5/Xbox Series X|S/Steamではセット版に加え、エクスパンションDLCとしても展開されます。

その発売に先駆け、『ダークアリズン』を先行プレイする機会に恵まれました。果たして本作ではどのような冒険が楽しめるのか、実際の手応えをもとにプレイレポートをお届けします。

これから初めて『ドラゴンズドグマ 2』を遊ぶ人はもちろん、本編発売当初に感じた問題からプレイを止めていた人も、こちらを参考までにどうぞ。なお、今回はPS5版をプレイしました。

■『ダークアリズン』で広がる2つの新たな冒険

『ダークアリズン』によって広がる冒険は、大きく分けて2つあります。ひとつは、新エリア「ノルガン」の実装と、この地に関わるストーリーコンテンツ。もうひとつは、本編のマップに追加される12種のダンジョンへ挑戦する「忘れられた試儀」です。

「忘れられた試儀」は『ドラゴンズドグマ 2』本編のなかに配置されますが、「ノルガン」は新たな冒険の舞台となるため、一定の手順を経て向かうことになります。ただし、いずれもヴェルンワースの酒場でNPCのベルントから話を聞くことで解放されます。

ストーリー上のネタバレを避けるため詳細は伏せますが、ゲームプレイを開始してからほどなくして辿り着けるため、解放までの手間はほとんどありません。

ただし、挑戦する際にはいくつか注意が必要です。どちらのコンテンツも決して簡単ではなく、特に「ノルガン」での冒険は、本編終盤まで育成したキャラクターでも手こずるほどの手応えがあります。完全新規で始める場合は、まず本編を進めながら「忘れられた試儀」を少しずつ攻略し、戦力を強化していくのがおすすめです。

すでにかなり育成が進んでいる場合は、「忘れられた試儀」と「ノルガン」のどちらを優先するかは好みで決めてもいいでしょう。ただ、「忘れられた試儀」で得られる報酬は、後々「ノルガン」の冒険でも役立つため、両方を並行して進めていくほうが効率は良さそうです。

なお、「忘れられた試儀」にせよ「ノルガン」の冒険にせよ、本編を一定以上進めている状態ではベルントから話を聞けません。後半の大きな山を越えない限りは問題ありませんが、進みすぎている場合は、一度クリアして「レベルや装備を引き継いで最初から始める」を選択し、周回プレイで挑む形になります。

今回のプレイも、育成状況を引き継いだ2周目の冒険で挑戦しました。ちなみに、少しでも早く『ダークアリズン』に触れたい人は、本編の最序盤をショートカットできるため、そこを飛ばしてしまうのもひとつの手です。

また、冒険が広がるだけでなく、キャラクタークリエイトにも新たな髪型やタトゥーが追加されます。自分好みのキャラクターを作り込む楽しみも増しているので、こちらも楽しみにしておきたいところです。

■個性の異なるダンジョンを攻略する「忘れられた試儀」

今回の先行プレイでは、まず「忘れられた試儀」のダンジョンに挑んでみました。最初のダンジョンのみ挑戦先が固定されていますが、それ以降は任意で選択できます。

ただし、最初のダンジョンを含め、序盤から挑めるのは9つほど。残りについては、ゲームをかなり進める必要がありそうです。また、一部のダンジョンには「覚者(主人公)のジョブがアーチャー、マジックアーチャーのみ」や「4つ以上の忘れられた試儀のクリア」といった条件が設定されています。

さっそく最初の「忘れられた試儀」に挑んでみると、ダンジョンの構造は至ってシンプル。広間で次々と現れる魔物を撃破すると、最奥にある宝箱への道が開き、いくつかの武器とともに、「試練の導針」と「恩寵の捧げ火」を入手できました。

「試練の導針」は、「忘れられた試儀」のダンジョンがどこにあるのかを示してくれるアイテムです。これがあれば、広大なフィールドを闇雲に探し回る必要はありません。「恩寵の捧げ火」の使い道は後述するので、まずは入手方法を押さえておきましょう。

実際に「試練の導針」を使ってみると、現段階では北部に4カ所、南部のバタルに5カ所のダンジョンを確認できます。最初のダンジョンはすでにクリアしているため、この時点で回れるのは残り8カ所ということになります。

続いて北部にあった2つと、南部の1つを攻略してみましたが、ここで興味深かったのが、各ダンジョンで構造そのものが変わっている点です。最初のダンジョンは先ほど触れたようにシンプルな構造でしたが、進むたびに退路が絶たれていくものもあれば、探索して特定の宝箱を見つけることで先への道が開くものもあります。

同じ「忘れられた試儀」でありながら、ダンジョンごとに攻略の感覚が異なるため、次はどんな仕掛けが待っているのかと考えながら進む楽しさがありました。

敵の強さについては、今回は本編クリア済みの戦力だったため、ピンチに陥るような場面はありませんでした。それでも、適度なレベルで挑戦すれば十分に手こずりそうな感触があります。ダンジョンごとに異なる構造も相まって、ただ敵を倒して進むだけではない手応えが感じられました。

ちなみに「忘れられた試儀」は、一度クリアしたら終わりではありません。クリア後、一定の日数が経過すると、倒した魔物が復活するようです。一部例外もあるようですが、魔物が落とす素材などを狙いたい場合は、再チャレンジも視野に入れておくといいでしょう。


ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン
¥5,141
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
■本編クリア済みでも油断できない「ノルガン」の冒険
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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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