
9月17日から開催された「東京ゲームショウ 2026」。今年も会場の熱気はすさまじく、様々なブースが出展されていました。そんな多くのブースの中で一際目を引く、黒とオレンジを基調としたクールなイメージのブースがありました。それがBenQの「MOBIUZ」ブースでした。今回の記事では、そんなMOBIUZブースでの実機体験を中心に、同ブランドが徹底してこだわる映像美や商品の魅力について紹介していきます。
BenQのゲーミングモニターといえば、競技的なFPSシーンで支持される”勝つための「ZOWIE」”が有名ですが、今回展示されている「MOBIUZ」は、RPGなどの美しい世界観に没入し、ゲームをひとつの「芸術」として楽しむためのブランドとして明確に棲み分けられています。
まさにそのコンセプトを体現する“美術館”を意識した作りのブースでは、「01 Game Art Color」「02 Game Art Color HDR」「03 The Art of Game World」「04 WQHD GAMING MONITORS」という4つのテーマ展示が行われていました。
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01 Game Art Color

最初のエリア「01 Game Art Color」では、MMORPG『AION2』のデモ映像を通じて「カラーモード」の絶大な効果を確かめることができました。 この展示では、標準的な「sRGB」と、3つの独自カラーモードの中から「Fantasy」を選択した状態を、全く同一のモニターで横並びに比較できます。 見比べると、sRGBの表示がややのっぺりとした印象に感じてしまうほど、「Fantasy」を適用したモニターはコントラストが高く色鮮やかでした。単に彩度が強調されているだけでなく、布や岩肌といったテクスチャの細かさまで美しく引き立っていたのが非常に印象的です。
MOBIUZのカラーチームは数百ものゲームのアートスタイルを分析し、作品の世界観を損なうことなく美しく表現するために、この「Fantasy」そして「Sci-Fi」(近未来的な世界観やネオンカラー表現に合わせた発色 )「リアリスティック」(リアル志向のグラフィックを自然かつ精細に表現したもの)という3つの専用モードを開発したとのこと。
ここで用いられていたモニターは「EX321UZ」というモデル。4K UHDかつ量子ドット有機ELに加え240Hzというスペックです。せっかく4Kの有機ELでゲームを遊ぶのですから、発色にはこだわりたいところ。カラーモードを利用すれば、簡単に色にもこだわれるのが魅力ですね。
02 Game Art Color HDR

続く「02 Game Art Color HDR」のエリアでは、MOBIUZの新機能である独自のHDR体験が展示されていました。 一般的なモニターのHDRは、ゲームによっては暗い部分が真っ黒に潰れてしまったり、全体が白飛びしてしまったりすることがあります。しかし、MOBIUZの「Game Art Color HDR」は、3つの設定(クリア・バランス・リッチ)が用意されていました。
ブースでのデモ映像を見ると、暗い洞窟のシーンでも、奥にあるディテールやライティングの雰囲気がしっかりと保持されています。暗闇をただ暗くするのではなく、「暗い中にも確かな質感が存在する」ことを表現できるHDRは、世界観への没入感を格段に引き上げてくれる機能だと感じました。 個人的にHDRは単に画面が暗く感じるだけのことも多く、好んでゲームプレイに利用していなかったのですが、この機能を適用したモニターであれば暗所のディテールも見やすく、しかし単に明度が上がっただけではないHDR独特の深みが味わえて素晴らしいと感じました。
こちらのブースで採用されていたのが「EX271UZ」というモデル。「EX321UZ」と同型で画面サイズをコンパクトにしたもので、4K UHDかつ量子ドット有機ELに加え240Hzというスペックは同じです。
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03 The Art of Game World

「03 The Art of Game World」のエリアでは、スクウェア・エニックスの『FINAL FANTASY VIIREVELATION』、コーエーテクモゲームスの『Wo Long 2: Wings of Ember』、カプコンの『プラグマタ』といった豪華なタイトルを用いた試遊や映像展示が行われていました。 ここでは、各ゲームの持つ世界観に合わせてBenQがおすすめするカラーモードが設定されています。
たとえば『FINAL FANTASY VIIREVELATION』には、明暗のメリハリを効かせてリアルな世界を再現する「リアリスティック」モード。『Wo Long 2』のようなダークファンタジーには、炎のエフェクトや石・革の質感を強調する「ファンタジー」モード。そして『プラグマタ』のようなSF世界には、メタリックな質感と近未来的な雰囲気を演出する「Sci-Fi」モードがそれぞれ設定されており、各タイトルが持つアートとしての魅力を100%引き出すための「最適解」を体験することができました。



各ゲームにはそれぞれ開発者の方のコメントも付属。こちらの展示でも先ほどの展示と同じく「EX271UZ」が採用されていました。
04 WQHD GAMING MONITORS
最後の「04 WQHD GAMING MONITORS」エリアには、ニーズに合わせて拡充された最新のWQHDモニターなどが一挙に展示されていました。すべてが新製品というラインナップで、有機ELモデルからIPSパネル搭載モデルまで、画質やリフレッシュレートの違いを実際に見比べながら、自分のプレイスタイルに最適な1台を探すことができます。

「EX271QZ」は量子ドット有機ELのWQHD解像度、26.5インチモニターで、なんと最大500Hzに対応。美しくゲームをプレイしつつ、競技的なゲームプレイにも対応した「強い」モデルです。ゲームの臨場感もハイリフレッシュレートもどちらもおろそかにしたくないゲーマーのためのハイエンドなモデルといっていいでしょう。

お隣「EX271QMZ」は同じく量子ドット有機ELのWQHD解像度、26.5インチモニターですが、リフレッシュレートは240Hzと先程のモデルに比べたら控えめになっています。……といっても普通に使うぶんには充分すぎるスペックだと思います。こちらはこのスペックで店頭価格が10万円を切ることもあるというコスパに優れたモデルでもあり、有機ELモニターやWQHDモニターに買い替えようと考えるプレイヤーにとって優秀な選択肢だと感じました。

「EX271QM」はゲーマーにとってはまだまだニーズが高いIPS液晶のWQHDモニターです。画面は27インチで320Hzとゲーミングには充分な性能を持っている上、先述したカラーモードが使えるため、有機ELを必要としないゲーマーにとっては選択肢に上がってくるものです。

最後「EX271QP」はこの中ではエントリークラスとなるモデルです。WQHD、IPS、27インチ、260Hzと突出したところはないもののすべてのスペックがこれでも充分すぎるほど。非常にコストパフォーマンスに優れたモデルとなっていますし、かなり人気を集めそうなモデルです。
また、すべての新モデルに、リアルタイムで暗部と明部を別々に調整して黒つぶれ・白飛びを抑える「High Pixel コントラスト調整」や、色の帯(バンディング)をなくし滑らかな夕焼け空などを表現する「グラデーション色補正」といった映像美を高める技術が搭載されています。

今回の「MOBIUZ」ブースは、全く新しい4K/WQHDモニターの数々から、世界観に合わせたカラーモードの比較まで、非常に盛りだくさんな内容となっていました。
今回紹介したすべての最新モニターに、独自の「カラーモード(ファンタジー / Sci-Fi / リアリスティック)」が搭載。EX321UZ、EX271UZ、EX271QZの3モデルには「Game Art Color HDR」も搭載されています。どのモデルを選んでも、ゲームごとのアートスタイルを最大限に引き出してくれるというのは、MOBIUZならではの嬉しいポイントです。
競技向けブランド「ZOWIE」だけでなく、「映像美への没入」に特化したMOBIUZブランドでもすばらしいラインナップ。最新のテクノロジーとゲームアートへのリスペクトが融合したMOBIUZブースは、まさに「美術館」のように、歩いているだけでゲームの表現力の進化を楽しめる素晴らしい空間でした。
そんなモニターブランドを擁するBenQですが、まもなく行われるAmazonプライム感謝祭で多数の商品がセール対象になるので是非チェックです!Amazonプライム感謝祭の先行セールは10月13日(火)0時から10月15日(木)23時59分まで、本セールは10月16日(金)0時から10月19日(月)23時59分まで実施予定です。
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