銃はいらない? 移動が遅い? 回避ないの?『アノマリス』を序盤で見限るのは早い! プレイを続けると見えてくる「対処法」は一考の価値あり

発売された『アノマリス』には、Xなどでさまざまな意見が寄せられています。納得できる指摘もある一方、序盤だけで判断するのは少々早い意見もありました。その不満、プレイを続けることで解消される可能性があります。

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銃はいらない? 移動が遅い? 回避ないの?『アノマリス』を序盤で見限るのは早い! プレイを続けると見えてくる「対処法」は一考の価値あり
銃はいらない? 移動が遅い? 回避ないの?『アノマリス』を序盤で見限るのは早い! プレイを続けると見えてくる「対処法」は一考の価値あり 全 15 枚 拡大写真

奇妙で理不尽な「異界」を探索し、異形の敵「アノマリー」と戦いながら、物語の真相に迫っていくTPS『アノマリス/ANOMALITH』(以下、アノマリス)が発売され、早くもプレイしたユーザーからさまざまな意見が持ち上がっています。

Xなどでは、ゲームの手触りや移動速度、戦闘システムなどに対する感想が飛び交っており、そのなかには納得できる指摘も少なくありません。一方で、体験版や製品版の序盤だけを遊んだ段階で作品全体を判断するのはまだ少し早いのではないか、と思える意見も見受けられます。

そこで今回は、クリアした筆者のプレイ体験をもとに不満を感じやすいポイントをピックアップし、それに対する補足を行うことで、プレイヤーの皆さんをサポートできればと考えました。

もちろん、ここで取り上げる内容は、不満を抱いた人の感想を否定するものではありません。実際に遊んで感じたことは、間違いなくその人にとっての正直な評価です。

そのうえで、序盤の印象だけでは見えてこない要素や、先に進むことで不満を和らげられる仕組みを知ってもらい、『アノマリス』を遊び続けるかどうかを判断する一助になれば幸いです。

なお、物語に関するネタバレは一切ありません。ただし、ゲームシステムや登場するアイテムの一部に触れるため、その点はあらかじめご了承ください。

■近接攻撃が強くても、銃器は決してお飾りではない

『アノマリス』はTPSですが、一般的な同ジャンルの作品とは異なり、近接攻撃もかなり強力です。近接攻撃は特殊なスキルなので、代償としてMPを消費します。しかし、銃器による攻撃を敵に当てるとMPが回復するので、必要以上に出し惜しみする必要はありません。

また、主人公のHPが一定値を下回ると、MPを自動回復する効果が発動します。この状態を維持すると、近接攻撃で敵を倒し、探索中にMPを回復させるというサイクルが成立するので、活用している人も多いはず。

そして、近接攻撃が強力なことから、「銃はいらないのでは?」と考える人も少なからずいるようで、X上でもそうした声を見かけます。確かに、近接攻撃をはじめとするスキルは便利ですし、MPが自動回復する仕組みまであるなら、銃器の重要性が薄れているように感じるのも無理はないでしょう。

しかし、安心してください。銃器は決してお飾りではありません。序盤は少し物足りなく感じるかもしれませんが、ゲームを進めるにつれて、より強力な銃器が登場します。

加えて、敵のHPも徐々に増えていくため、近接攻撃の一撃だけでは倒しきれず、二度、三度と攻撃を重ねる場面も増えていきます。当然、そのたびにMPを消費するので、少数の敵なら対処できても、集団を相手にするとMPが枯渇しやすくなります。その状態で、低いHPを維持していたら、たちまち窮地に陥る可能性もあるでしょう。

危険な状態を維持してMPを回復し続けるのも、ひとつの戦略です。そのため、決して間違った立ち回りではありません。ただし、近接攻撃だけで最後まで問題なく進められるようなバランスではなく、銃器とスキルを併用することが、安定性と攻撃力を両立するうえで非常に有効です。

例えば、MPが尽きてピンチに陥ったときは、ショットガンに持ち替えて敵をノックバックさせれば、包囲される危険から逃れやすくなります。スナイパーライフルを使って安全な距離から敵を狙い、MPの回復に努めるのもよいでしょう。

どのように戦うかはプレイヤーの自由です。ただ、「近接攻撃だけで楽勝」「銃器は空気」というバランスにはなっていません。ゲームを進めていくほど、銃器とスキル、それぞれの強みを生かした戦い方が重要になります。

ちなみに、こちらの近接攻撃をパリィする敵もいずれ登場するので、銃器による備えはやはり重要です。


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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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