「ソニーはDSを倒せないし、その気もない」―アナリスト

ソニーは欧州でPSPの価格を引き下げる決定をしましたが、Wedbush Morgan証券のアナリストであるミッチェル・パッチャー氏は、「ソニーがDSを倒せるとは思わないし、彼らがそれを望んでいるとも思わない。任天堂はタッチスクリーンをやったり自社タイトルのライブラリを提供したりしてるが、対してソニーはそれに対抗するポジションにない」とコメントしました。

任天堂 DS
ソニーは欧州でPSPの価格を引き下げる決定をしましたが、Wedbush Morgan証券のアナリストであるミッチェル・パッチャー氏は、「ソニーがDSを倒せるとは思わないし、彼らがそれを望んでいるとも思わない。任天堂はタッチスクリーンをやったり自社タイトルのライブラリを提供したりしてるが、対してソニーはそれに対抗するポジションにない」とコメントしました。

「DSは進化したGBAのようですが、PSPはPS2のミニチュアのようです。2つのゲームは大きく異なり、ゲーム体験は全く異なるものです。DSとPSPの売上競争を気にするのはメディアだけでしょう」

調査会社IDCのビリー・ピジョン氏も同様のコメントをしています。

「私はPSPを、携帯ゲーム機のコアユーザーへの浸透という方向でDSと競争しているとは思いません。PSPはマルチメディアプレイヤーとしての価値をアピールできるグループがいます。それでも小売業者はDSと比較してPSPの価格を引き続き下げる圧力をかけるでしょうし、ソフトとハードの両面でのDSの力強さはPSPの売り場スペースを減少させていくでしょう」

《土本学》

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