米大統領の「子供をゲームから引き離せ」発言にEA SPORTSが逆襲

オバマ大統領は「子供をゲームから引き離すべき」と言いますが、エレクトロニック・アーツで「EA SPORTS」ブランドの最高責任者を務めるピーター・ムーア氏は大統領に挑戦状を叩きつけました。

任天堂 Wii
オバマ大統領は「子供をゲームから引き離すべき」と言いますが、エレクトロニック・アーツで「EA SPORTS」ブランドの最高責任者を務めるピーター・ムーア氏は大統領に挑戦状を叩きつけました。

オバマ大統領は先日のスピーチの中で健康管理の大切さを「ランニングに出て、ジムに行って、子供はゲームから引き離し外で遊ばせるべき」という言葉で語りましたが、ピーター・ムーア氏は自身のオフィシャルBlogにおいて「Wiiと、マイクロソフトやソニーが開発中のモーションコントロールが、『EA SPORTS アクティブ パーソナルトレーナー Wii 30日生活改善プログラム』のように自宅でのフィットネス体験を拡大する」と自社ゲームが運動に役立つとコメント。これらのゲームが「アメリカ家庭において運動用具より多くのゲーム機で使われるようになると思う」と予想しています。

ムーア氏は「ミスター・プレジデント。ここに貴方へ挑戦します。『EA SPORTS アクティブ』を試してみて下さい。最初の運動が終わった時、補佐官に“Yes You Can!”と言わずにおれない、と保証します」と挑戦状を突きつけました。

「10年間汗をかかなかった人であるか週6日ジムで過ごす人であるかに関わらず『EA SPORTS アクティブ』が人々の生活を変える」とムーア氏は自信満々に語っています。

『EA SPORTS アクティブ』は発売直後の二週間で、北米において60万本を売り上げており、この好調が自信の源となっている模様。大統領に挑戦状を叩きつけるというのは実にアメリカ的なパフォーマンスといえるでしょう。

《水口真》

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