ファクター5が「DivX SDK」を更新

ファクター5とDivXネットワークは特許出願中のDivX圧縮技術を用いてDVDクゥオリティの映像をDVDの10分の1の容量で実現するDivX SDKをXBOX向けに発表しました。また以前同様のSDKをゲームキューブ向けにも発表していて、同時にゲームキューブ版も大幅に更新されました。

任天堂 ゲームキューブ
ファクター5とDivXネットワークは特許出願中のDivX圧縮技術を用いてDVDクゥオリティの映像をDVDの10分の1の容量で実現するDivX SDKをXBOX向けに発表しました。また以前同様のSDKをゲームキューブ向けにも発表していて、同時にゲームキューブ版も大幅に更新されました。

このSDKは以下の5つの特徴を備えています、

・最大性能を引き出す為にペンティアム・アセンブリ・コードで記述
・通常のDVDの7-10分の1の容量でDVDクゥオリティを実現
・ピクセル・シェイダー技術を使用
・1920x1080のプログレスキャンを含むHDTVをサポート
・3D上でフルスクリーンとサーフェイス・レンダリングをサポート

また今回は、一時期MP3よりかなり高音質で高圧縮率と評判を得たVorbisオーディオをサポートしました。それからゲーム機のメモリに最適化されたデータ・フォーマットを提供。XBOX版ではVorbisでマルチ言語、5.1chのマルチチャンネルをサポート。

「私達はゲームキューブとXBOXの開発者向けに最高品質のDviXを利用する手助けが出来ることを非常に嬉しく思います。また高圧縮で質の良いDivXビデオは開発者が限りあるディスクスペースの中でより良いゲームを開発するのに役立つでしょう」とファクター5の技術部長のトーマス・エンゲル氏はコメントしました。

ファクター5は以前からいろいろな機種向けにMusyXというブランドで開発サポートの類を開発してきました。そしてゲームでは『ローグスコードロンIII』を開発中です。また『パイロットウィングス』を開発中という噂もあります。E3でどんな発表があるのでしょうか、楽しみです。

《土本学》

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