『MGS:TTS』SKデニス・ダイアック、インタビュー全文

IGNCubeに掲載されている『メタルギアソリッド: ザ・ツインスネークス』を開発中のシリコンナイツのデニス・ダイアック社長へのインタビューです。全文。

任天堂 ゲームキューブ
IGNCubeに掲載されている『メタルギアソリッド: ザ・ツインスネークス』を開発中のシリコンナイツのデニス・ダイアック社長へのインタビューです。全文。

―――まず最初の質問は、当然というか、何故『ツインスネーク』は来年になったかということです。また、新しい発売日は決まってますか?

来年に延期した理由はクオリティを可能な限り高めたいからです。コナミ、任天堂そしてシリコンナイツは非常に高いスタンダードを持ってます。この3者が一緒に仕事をするからにはもっと何かスペシャルな物にしなければなりません。『MSG:TTS』が発売されれば、私たちはMGSファンがとても高い期待を持っている事を知っていますが、間違いなく期待に沿えるものです。元々の発売日に近づくと私たちはもっと時間が必要だという事で一致しました、それで少し伸びました。新しい発売日は3月です。


―――ゲームの開発状況はどうですか? 何が終わり、何が未だですか?

ゲームの開発はとて順調に進んでいます。私たちは今最終ステージを練り上げバランスを取ろうとしている所です。もう直ぐバグ取りに入ります。ゲームは最終ステージに向かって集まるプロセスはいつも良いものです。もしこれらが上手くいけばゲームは期待を超えたものに成ります。私は今、自信を持って『MGS:TTS』が個人的な期待を超えたと言う事ができます。私はゲーマーも嬉しく感じてくれると信じます。


―――以前フレームレートが話題になりましたが、どうなりましたか?

フレームレートは最後に見せたデモから大幅に改善しました。60fpsはほぼ全ての場面で達成しました。まだ少し達成出来てない部分もありますが、ゲームが発売されるまで取り組みたいと思います。フレームレートに関して失望する所は無いと思います。


―――オリジナルのPS版を収録しますか

いいえ、すみません。


―――ディスクには舞台裏のメイキング映像やその他特典のような物は含みますか

ゲームを遊び終えたら登場する要素などはあります。これが無ければメタルギアソリッドではありません。しかし舞台裏のメイキング映像に限って言えば、ありません。


―――プログレッシブスキャン、16x9ワイドスクリーン、ドルビープロロジックに対応するのか教えてください

はい。プログレッシブスキャン=Yes。16x9=No。ドルビープロロジックII=Yes。


―――ゲームキューブでメタルギアを作りに当たって最も大変なことは何でしたか

ユーザーの期待に答えることですね。メダルギアのファンはシリーズに大きな期待を寄せています。任天堂ファンは任天堂に多くを期待しています。これが合わさります、どれだけ大変か分かってもらえると思います。


―――任天堂のハードで今後もっと多くのメタルギアを期待出来るでしょうか

ええ、そうあって欲しいです! 私は小島さんのグループは世界一だと思っています。更に任天堂とコナミの友好関係も素晴らしい物を生むでしょう。私は個人的にソクラテス(小島さん)とアリストテレス(宮本さん)は今後も一緒に仕事をしていくと思ってます。これはゲーマーにとってもゲーム業界にとっても素晴らしい物だと思います。

《土本学》

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