【Pieces from SIMS Usual〜シムの日々の破片】第15回

先日謎の物体「超テクノロジーゲーム機」とともにかかってきたれなからの電話によってラティファはいよいよシムバレーへ向かうことになりました。長引いていたシムバレーとシムシティを結ぶハイウェイの修復工事が完了し、ようやっと出立の日が訪れたのです。

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先日謎の物体「超テクノロジーゲーム機」とともにかかってきたれなからの電話によってラティファはいよいよシムバレーへ向かうことになりました。長引いていたシムバレーとシムシティを結ぶハイウェイの修復工事が完了し、ようやっと出立の日が訪れたのです。

よく長期休暇で骨休めに実家に帰ったりどっかへ旅行に行ったり……ってのはよく聞く話なんですが、シムの世界にも似たようなもんがあるんでしょうかね。ここのところ仕事に忙しくなかなか娯楽が足りなくてイライラが溜まっていたり、疲れがなかなか取れずに調子が優れなかったラティファでありましたがシムバレーに移って数日と経たないうちに全快に近いところまで復調してきました。これはたまにシムバレーに来させたほうがいいかもしれないなぁ、と強く実感するとともにもっと早く来させりゃよかったと思う次第。

ピエロという仕事柄身体は日常的に動かしていましたが、やはり休みのときにも多少は動かないと、とれなの仕事を奪い取って?1日1回草刈り機を駆って農場を走り回る日々。……あまり「身体を動かす」ことにはなってない気もしますが、まぁそこは本人がそれで良いのであれば、ということで。

約一週間の滞在の後、ラティファはシムシティへと戻っていきました。その荷物に増えたのは一週間の思い出と、「むこうへ着いたら開けろ」とれなが言ってよこした一通の封筒。封筒の表面に文字が書かれていたのが後から消された後があって……推測するに「超テクノロジーゲーム機の使い方」と書いて有るように見えなくも、ない、かな。まあ、向こうへ着いたら開けろ、というのだからそれまで待とう、と決めて封筒を鞄へ戻し、顔を向けた先には、再び始まる日常を抱えたシムシティの姿が…………。

《土本学》

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