『SDガンダム ガシャポンウォーズ』インタビュー
12月1日に発売予定の『SDガンダム ガシャポンウォーズ』の公式サイトにてこのシリーズの第一作目から開発に携わっているベックの管理本部オリジナル制作室室長の林広幸氏へのインタビューが掲載されています。任天堂との共同開発についての話も少し出ています。
任天堂
ゲームキューブ
発売が近くなってきて開発も最後の段階のようですが、誰でも遊べるようなゲームになっているので、始めての方もシリーズのファンも、どちらも楽しんで欲しいとのこと。
――任天堂さんとの共同開発ということで、それまでとはどんな点で違うところがあったのでしょうか?
林: そうですね。これまではバンダイさんと開発してきたわけですが、任天堂さんはまた違いますよね。任天堂さんは、企画書が実際にゲームになったときにどれだけ面白いかという部分をまず最初に検証したいというのがあるんですね。完成したグラフィックを見るよりも、ゲーム性にこだわるということで、これまでとはかなり違うなという印象を受けました。
なるほど。
林: なるべく早く作るということで、最初はCPUの思考ルーチンなんて入っていませんから、人間対人間で遊んでみて、動きが面白いかどうかといったことを検証したんですね。で、やはり違うなという印象を受けたのは、普通だったら後回しにするようなものすごく細かいところもきっちりと作って、ちゃんとゲーム性を確認できなければ、意味がないでしょうという感じで、細部まで最初からものすごくこだわるというスタンスでした。