任天堂が米eMagin社のVRシステムに興味?―2006 CES

現在米国ラスベガスで開催中の2006 International CESは世界中の家電メーカーが新製品を発表する場です。その中には次世代ゲーム機に採用されそうな気になる技術が用いられた製品もあります。ゴーグル型で迫力の3D映像を実現するVRシステムもその1つです。

任天堂 Wii
現在米国ラスベガスで開催中の2006 International CESは世界中の家電メーカーが新製品を発表する場です。その中には次世代ゲーム機に採用されそうな気になる技術が用いられた製品もあります。ゴーグル型で迫力の3D映像を実現するVRシステムもその1つです。

米国のeMagin社が開発・販売している「Z800 3D Visor」はそのような製品の1つです。2つの小型液晶画面を搭載したゴーグル型の装置を装着することで迫力の3D映像を楽しむ事ができます。ジャイロスコープを内臓していて、首を左右に振ることでゲームの世界を一望する、というような事も可能になっているそうです。

同社のBruce Ridley氏によれば既存のPCゲームの殆どで利用可能で、XBox360でも使えるそうです。

またeMagin社ではこの技術に関して全てのハードメーカーに売り込みをしているそうで、任天堂も「何セットか購入した」とのことです。

ちょうどバーチャルボーイの進化系のような感じですね。直ちにレボリューションに採用されるということは無いのでしょうが、将来の技術として興味を示さない方が有り得ないという感じはします。どんな大型画面よりも迫力はありそうです。一番のネックは見た目がよろしくないことでしょうか。

《土本学》

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