腕の巨大ハンマーで殺人ロボットを殲滅『Project H.A.M.M.E.R.』インプレ

米国任天堂の開発部隊として実力をつけてきた任天堂ソフトウェアテクノロジーがWii向けに制作している新作が『Project H.A.M.M.E.R.』です。主人公は半分人間、半分ロボットで腕に工業用ハンマーを装着したサイボーグ。アメリカ中で戦争を起こしている殺人ロボットから世界を救う使命を与えられます。過去に任天堂から発売された作品とは異なる雰囲気のゲームであり、出来も上々のようです。

任天堂 Wii
米国任天堂の開発部隊として実力をつけてきた任天堂ソフトウェアテクノロジーがWii向けに制作している新作が『Project H.A.M.M.E.R.』です。主人公は半分人間、半分ロボットで腕に工業用ハンマーを装着したサイボーグ。アメリカ中で戦争を起こしている殺人ロボットから世界を救う使命を与えられます。過去に任天堂から発売された作品とは異なる雰囲気のゲームであり、出来も上々のようです。

『Project H.A.M.M.E.R.』のデモは数分という短いものだったそうですが、非常に楽しいものであったそうです。操作としてWiiリモコンとヌンチャクを両方使います。ヌンチャクのスティックで主人公を移動させ、2つのボタンで前進・後退を行います。非常にシンプルかつ直感的な操作で殺人ロボットに制圧された都市を動き回る事ができたとのことです。

Wiiリモコンは正にハンマーの操作の為だけにあります。Wiiリモコンを金槌を打つように振れば主人公の腕に付けられた巨大ハンマーが振り下ろされます。もし敵を連続で打撃したければ、何度も繰り返すだけです。もしもっと協力な攻撃が欲しければ、少し振り上げた状態でためを作れば圧倒的な破壊力が生み出されます。また左右に振れば、そのようにハンマーも動き、同時にAボタンを押すと高速で動きます。

ゲームプレイは非常に単純明快です。グラフィックも目を見張るものがあります。例えば敵をハンマーで破壊した場合、破片が地面に飛び散ります。自動車などの都市上のオブジェクトは破壊可能です。叩くと損傷したり火に包まれたりします。戦いが始まると、ポリゴンで描かれた人間達は遠くに避難していきます。また反射を強調するような場所もあります。映像は16x9のプログレッシブスキャンで動き、安定した30fpsを保ちます。

デモの1つのエリアでは火炎放射を行う機械を破壊する必要がありました。火の出てないタイミングを見計らって、2度強打することで破壊できたそうです。頭を捻るような難問は今の所なかったそうですが、次第に難しいものが登場するようになるかもしれません。デモは小型のメカが街を歩いている映像が流れているタイミングで終了したそうです(時間切れ?)。

非常に爽快感がありそうなアクションゲームで、将来が楽しみなゲームだと思えますね。

《土本学》

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