「水飲み大会」主催のラジオ局がスタッフやDJを10名解雇

米カリフォルニア州サクラメントの地元FM局が主催した、Wiiを賭けた「水の大飲み大会」で参加者の女性が水中毒で亡くなった問題で、FM局のKDNDはこの番組「モーニング・レイブ」の制作スタッフと番組に参加したDJなど10名を解雇したことを明らかにしました。

任天堂 Wii
米カリフォルニア州サクラメントの地元FM局が主催した、Wiiを賭けた「水の大飲み大会」で参加者の女性が水中毒で亡くなった問題で、FM局のKDNDはこの番組「モーニング・レイブ」の制作スタッフと番組に参加したDJなど10名を解雇したことを明らかにしました。

大会はトイレに行かずにできるだけ沢山の水を飲んだ人が優勝というルールで行われ、優勝商品はWiiでした。ジェニファー・ストレンジさん(28)は子供の為に大会に出場し、帰った後、頭痛を訴えて病院に運ばれましたがそのまま亡くなりました。

サクラメント・ビーによればDJは番組の前半で、イーヴァというリスナーから参加者が水中毒で死ぬかもしれないという投稿を受けた際、「分かってます」と答え、別のDJは「みんな免責保証にサインしてるから僕らに責任はないよ。OK」などという冗談を言ったということです。

大会を主催したラジオ局に対して法的責任を追及する声が上がっていますが、州保安官は事件性はないとしています。

《土本学》

【注目の記事】[PR]

関連ニュース