WiiにイーソルのファイルシステムやUSBシステムが採用
組み込みソフトウェアなどを提供しているイーソル株式会社は、任天堂の「Wii」にFATファイルシステム「PrFILE2」と、USBホストスタック「PrUSB/Host」が採用されたことを発表しました。PrFILE2はSDメモリーカードなどのメディアに対してデータの読み書きを行ファイルデータ管理機能を提供、PrUSB/Hostは、一部の機能がWiiに採用されたとのこと。
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イーソルの取締役エンベデッドプロダクツ事業部長・上山伸幸氏は「任天堂株式会社様のWiiの開発において、イーソルがその一翼を担わせていただくことができ、光栄に思います。イーソル製品を採用して頂けた要因は、数々のデジタルコンシューマ製品における実績と、それに裏づけされた高い信頼性・機能性がご評価いただけたからではないかと考えております。今後も組込みソフトウェア開発に向けて、よりよい優れた製品と、開発者の皆様を強力にサポートするテクニカルサービスをご提供してまいります」とコメントしています。
PrFILE2は、FAT12/16/32/VFATをサポートしたFATファイルシステムで、カスタマイズ要求に柔軟かつ迅速に対応できるのが特徴。高速のシークや電源が落ちても破損を最小限に抑える機能など、デジタル家電に必要な機能が備わっています。
PrUSB/Hostは、組込みシステムにUSBホスト機能を実装するための製品で、PCを介さずに直接USBデバイス機器との通信ができます。