【プレビュー】宝島Z(仮称)

カプコンはWii向けオリジナルタイトルの第一弾として『宝島Z(仮称)』を2007年に発売します。Wiiリモコンを使った簡単な操作でプレイすることのできる、新感覚の思考アドベンチャーゲームです。その第一報が届きましたので、紹介したいと思います。

任天堂 Wii
カプコンはWii向けオリジナルタイトルの第一弾として『宝島Z(仮称)』を2007年に発売します。Wiiリモコンを使った簡単な操作でプレイすることのできる、新感覚の思考アドベンチャーゲームです。その第一報が届きましたので、紹介したいと思います。



あらすじ―おれたちゃ、海賊だ!
冒険浪漫と一攫千金を求め、海賊たちが未踏の秘境や古代遺跡、謎の巨大洞窟でてんやわんや、しっちゃかめっちゃかやってる世界。この世界には、すべての海賊たちが憧れる伝説の島がある。その島の名は「宝島」。

遠い昔。

世界の財宝を奪い、ひとりじめにしていた「バルバロス」という大海賊がいた。「バルバロス」は、集めた財宝をすべて、とある隠れ島に隠していた。いまだ場所さえ知れず、伝説によって語られるのみの秘境の島。目がくらむほどの財宝に埋めつくされているであろう黄金の島。その島ことそが「宝島」。

好奇心と冒険心―。そして何より、欲望のかたまりである海賊たちが憧れないわけがないシロモノである。主人公の少年「ザック」も、そんな海賊のひとり(まだ見習い中だけど・・・)。

類まれな幸運か、はたまた運命のいたずらか。少年は、はじめての宝探しで不思議な「しゃべるどくろ」と出会う。

どくろは、自分を「バルバロス」と名乗り、少年に言った。

お前を「宝島」へ案内してやろう。

―ただし。わたしにかけられた呪いを解き、元の姿に戻してくれれば、だ。こうして、海賊見習いの少年のはらはらどきどき、笑いあり涙ありの大冒険がはじまる。「おれたちゃ、海賊! めざせ、宝島!」

『宝島Z(仮称)』は、仕掛けられた罠を知恵と勇気でくぐりぬけ、狙った獲物を手に入れる新感覚の思考アドベンチャーゲームです。時には敵とお宝の争奪戦を繰り広げ、時には捕えられた仲間を救出に向かう。主人公は海賊シーラビットに所属する海賊見習い。ひょんなきっかけで、大海賊「バルバロス」と遭遇したことで、伝説の「宝島」を目指すことに。チョコレートバーが大好物のマイペースな能天気ボーイによる、夢とロマン溢れる大冒険がはじまります!

ゲームの目的は、呪いによって黄金像となり、世界中に散らばった「バルバロス パーツ」をすべて集め、バルバロスを復活させ、財宝の眠る「宝島」へと向かうこととなります。世界は各エリアで構成され、エリア毎に隠された「バルバロス パーツ」を手に入れるとクリアとなり、次へと進めます。もちろんエリアには様々な危険な敵や罠がプレイヤーを待ち構えます。命を落とせばゲームオーバー。あなたは無事にお宝をゲットすることができるでしょうか?

基本操作について

操作はいたって簡単です。Wiiリモコンを画面に向けて、調べたい部分をポイントし、Aボタンを押すだけ(これを「チェック」するといいます)。すると、チェックした場所にキャラクターが移動し、さまざまなアクションを起こします。気になるところ、怪しいところをどんどんチェックしていって、財宝のヒントを探っていきましょう。エリアの隅々まで探索し、チェックしていきます。

落ちているアイテムなどもチェックすることで拾うことができます。またエリア内にあるさまざまな装置(ドアノブやスイッチやレバーなど)もチェックすることで手に持ったり、アクションを起こしてくれたりします。手に入れたアイテムや装置はどう使うのか? そしてどのようにして謎に迫っていくか、その答えはプレイヤーであるあなたが探すのです。簡単操作ながら奥の深い思考が求められます。

新感覚×思考

『宝島Z(仮称)』のプレイ(謎解き)に決められた操作はありません。なぜなら、操作方法自体が謎解きになるからです。「Wiiリモコン=アイテム・障害物・装置・オブジェ・・・」という風に、手にいれたアイテムや目の前にあるさまざまなモノは、Wiiリモコンに置き換えてプレイヤーが操作していくことになります。ですので、アイテムの操作=Wiiリモコンの操作、であり、それ自体が謎解きに直結していくのです。探し出したアイテムをいかに使うか、叩く・回す・押す・引っ張る・捻る・斬る・・・"ひらめき"を発揮して財宝に近づいていきましょう!

ノーヒントクリアを目指せ

「バルバロス パーツ」が眠る難解ステージは、密林ジャングル、謎の遺跡、古代神殿、マグマうごめく洞窟などさまざまです。秘境の数々、起伏にとんだステージで、あなたは謎に立ち向かいます。

『宝島Z(仮称)』では「ノーヒントクリア率」という目標数値があり、エリアスタートの際に年代別(10代、20代、30代)のクリア状況の平均値が、棒グラフで表示されます。これは事前にプレイしてもらったユーザーのプレイ状況(ヒント神さまにヒントを聞かずにクリア出来たか?)を年代別で集計し、算出した数値になります。これを目標に挑戦していくのも良いのではないでしょうか。


『宝島Z(仮称)』はカプコンから2007年発売予定です。今後も続報が届き次第お伝えしていきます。ご期待を。

《土本学》

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