Wiiの動画を高画質に最適化、CRI・MW「シネマスタジオ for Wii」をリリース

ゲーム向けミドルウェア大手のCRI・ミドルウェアは、Wii向けの動画生成・再生システム「シネマスタジオ for Wii」の提供を開始すると発表しました。

任天堂 Wii
Wiiの動画を高画質に最適化、CRI・MW「シネマスタジオ for Wii」をリリース
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ゲーム向けミドルウェア大手のCRI・ミドルウェアは、Wii向けの動画生成・再生システム「シネマスタジオ for Wii」の提供を開始すると発表しました。

「シネマスタジオ」はCRIが長年蓄積してきた動画技術の経験をフルに生かし、Wiiに最適化された独自動画コーデックを採用、画質や音質を維持しながら、ファイルサイズを大きく圧縮する事が可能になりました。これにより、従来では再現が困難だった、映像の空気感や臨場感、人の肌の質感などを表現できるようになったということです。

Wiiの一般的な動画方式と比べて、より高画質な動画を手軽に実現できるよう、専用のデータ変換ツールを使用し、ウィザード形式で設定を行っていくことができます。複数のツールを使い分ける必要のないシステムで、映像作成に必要なコストを削減することができます。

ワイドTV出力への対応も特徴の一つで、「シネマスタジオ」ではWiiのワイドTV出力に最適な動画を自動的に生成することができ、容易に対応させる事が可能です。また、複数の言語対応を実現し、それぞれの言語ごとに動画を用意する必要がなく、データサイズの縮減に役立ちます。当然、シームレス再生、αムービー(近日実装予定)、といったものにも対応します。


ワイド画面対応

データ生成フロー


価格は1タイトルあたり125万円で、試用は無料で、フル機能を試せるキットを無償で提供するということです。

《土本学》

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