2012年のWiiシェアは46%に!?―日興シティアナリスト

経済紙「フィナンシャル・タイムズ」(Financial Times)は"A price cut too late for PlayStation 3"(PS3にとって遅すぎる値下げ)と題して今後のゲーム業界の動向をレポートしています。その中で、シティグループと日興グループの合弁の投資銀行、日興シティグループ証券の福田聡一郎アナリストが見解を述べています。

任天堂 Wii
経済紙「フィナンシャル・タイムズ」(Financial Times)は"A price cut too late for PlayStation 3"(PS3にとって遅すぎる値下げ)と題して今後のゲーム業界の動向をレポートしています。その中で、シティグループと日興グループの合弁の投資銀行、日興シティグループ証券の福田聡一郎アナリストが見解を述べています。

それによれば福田氏は、2012年までの今後5年間で世界的なゲーム機の普及シェアは、Wiiが46パーセントでトップ、次いでマイクロソフトのXbox360が33パーセント、そしてソニーのPLAYSTATION3は22パーセントとなるだろうと予測します。

北米や欧州で深刻な品不足が続き、eBayなどのオークションサイトやAmazon.comの中古ストアでは定価を大きく上回る数百ドルの値段でも落札されるなど騒動が起こっています。日本では一時期は落ち着いていたものの、『Wii Fit』の発売から再び品切れを見ることが多くなってきました。

年明け以降のことは誰にも分かりませんが、ゲームキューブでは10パーセント台に留まっていたシェアがWiiで大きく伸びることは間違いなさそうです。

《土本学》

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