NO MORE HEROES発売感謝祭「あけましておめでトラヴィス」が開催

グラスホッパー・マニファクチュアは、同社が開発し、マーベラスエンターテイメントから12月に発売された『NO MORE HEROES』(ノーモア★ヒーローズ)の購入者に感謝の気持ちを込めて、1月8日に阿佐ヶ谷のロフトAにてHOPPER'S Vol2.5〜新春ノーモア★ヒーローズ発売感謝祭〜「あけましておめでトラヴィス」を開催しました。その模様を紹介します。

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NO MORE HEROES発売感謝祭「あけましておめでトラヴィス」が開催
NO MORE HEROES発売感謝祭「あけましておめでトラヴィス」が開催 全 5 枚 拡大写真
グラスホッパー・マニファクチュアは、同社が開発し、マーベラスエンターテイメントから12月に発売された『NO MORE HEROES』(ノーモア★ヒーローズ)の購入者に感謝の気持ちを込めて、1月8日に阿佐ヶ谷のロフトAにてHOPPER'S Vol2.5〜新春ノーモア★ヒーローズ発売感謝祭〜「あけましておめでトラヴィス」を開催しました。その模様を紹介します。

イベントに参加できたのはグラスホッパー・マニファクチュアの公式HPでチケットをゲットできた幸運な100名。会場では『NO MORE HEROES』のキャラクターデザインのコザキユースケ氏、武器/メカデザインのコヤマシゲト氏を招いたトークショーや、ディクターの須田剛一氏、エグゼクティブプロデューサーの和田康宏氏、プロデューサー木村祥朗氏による開発披露、そしてサウンドチームによるライブなどが行われました。


左からプロデューサー 木村祥朗、エグゼクティブプロデューサー 和田康宏、武器・メカデザイン コヤマシゲト、キャラデザイン コザキユースケ、ディレクター/シナリオ 須田剛一


デザインに関してコザキ氏は「企画書を見せていただいて、須田さんとだったら「悪フザケ」ができそうな気がして、今回の仕事を受けました(笑)。キャラのなかでは、やはり「ありそうでなかったキャラ」のシノブが好きです」、コヤマ氏は「コザキさんと同じく、最初に須田さんとお会いしてお話したときに「悪フザケ」の匂いがして、仕事を受けさせていただくことにしました。巨大ロボットの「グラストンベリー」が一番難産だったかもしれません(笑)」とコメントしました。

須田氏は2人の起用について「お二人は多くを説明しなくても分かってくれるので、気持ちよく仕事ができました。お二人の発想をいかして、自由にデザインしてもらいました」と話していました。

開発では須田氏と木村氏は当初は不安を感じさせる場面もあったようです。「須田さんとは、最初の6カ月間は電話でどなりあいばかりでしたが、この6カ月間が大事だったのだと思います」(木村氏)、「木村さんには、言いたいことを言えた。それによって信頼が生まれました」(須田氏)。

和田氏は「最初のうちは、須田さんと木村さんのやりとりにはハラハラしましたが、ロスでの音声収録あたりから、二人の信頼関係が築かれたのを感じました。オリジナルタイトルをつくるということは、色々な意味で非常にハードルが高い。しかし、ゲームの圧倒的な「面白さ」でそれを乗り越えられました」と話しました。

そして木村氏からは「発売から1ヶ月経つが、『NO MORE HEROES』に関しては、まだ“終わった感”がない。劇中アニメの「ビザールジェリー」の企画など、まだまだ何か仕掛けたい」というちょっと気になるコメントもありました。



ライブでは高田雅史率いる、グラスホッパー・マニファクチュア サウンドチームが演奏を披露し、『NO MORE HEROES』からOP曲、バイク乗車時の曲、バッドガールのテーマ、ED曲の4曲と、『花と太陽と雨と-終わらない楽園-』から、高田氏が書き下ろした新曲「Welcome To Lospass II」が紹介されました。

イベントは熱狂的なファンで埋め尽くされ、狭い会場は大盛り上がりでした。好評だった『NO MORE HEROES』に続いて3月6日には『花と太陽と雨と-終わらない楽園-』がDSで発売されるなど、また今年もグラスホッパーは私達を楽しませてくれそうです。

おなじみになったシノブのコスプレも

《土本学》

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