『夢ねこDS』はねこに呼びかけたり、タッチペンで撫でたりしてコミュニケーションをするゲームで、セガトイズから発売され57万個が売れた癒しペット玩具「夢ねこ」をベースにしています。STを搭載することで、プレイヤーの声から感情を読み取り、それに合わせて、ねこが反応してくれます。寂しい気持ちの時に話しかけると、そっと甘えるような仕草をしたり、イライラしている時には近づいてこないなど、より本物のねこに近い感情を持った生き物として接することができるようになりました。
STはコールセンターなどで電話相手の気持ちを察知するためなどに利用されていますが、2007年夏にセガから発売された『ココロスキャン』に続くDSでの採用で、エンターテイメント分野での広がりも期待されます。両社では今後も、人間の心を定量評価しそれに基づいてメンタルヘルスケアを行うなど、今後は精神医療分野に向けた展開も図っていくとしています。
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