米国任天堂のWii発売時のマーケティングが第40回The Effie Awardsグランプリを獲得

マーケティング分野で顕著な成績を収めた企業などに贈られる、世界的なアワード、第40回The Effie Awardsが発表され、任天堂オブアメリカが広告代理店レオ・バーネットなどと組んでWiiの発売時に展開した「Wii Would Like to Play」キャンペーンがグランプリを受賞しました。

任天堂 Wii
マーケティング分野で顕著な成績を収めた企業などに贈られる、世界的なアワード、第40回The Effie Awardsが発表され、任天堂オブアメリカが広告代理店レオ・バーネットなどと組んでWiiの発売時に展開した「Wii Would Like to Play」キャンペーンがグランプリを受賞しました。

「Wii Would Like to Play」はティーンエイジャーをメインターゲットとしていた今までのゲーム機の構造から離れ、その母親や父親、祖父母の世代までを対象とした点で革新的で、その結果として全世界で非常に大きな成功を収めたことが評価されました。「レオ・バーネットの戦略はゲーム業界のマーケティング手法を永遠に変えたでしょう」と審査員を率いたクライスラーのCMO(チーフマーケティングオフィサー)のDeborah Meyer氏は話しています。

The Effie Awardsは一般的な広告分野のアワードと異なり、そのクリエイティブのみを評価するものではなく、クライアント企業、広告代理店、広報代理店といった全ての関係者の総体的な取り組みを評価するもので、審査会もクライアント側、マーケティング側の両方で構成されます。

また「Wii Would Like to Play」は新製品&サービスの分野の部門賞も獲得しています。

《土本学》

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