任天堂、第68期・有価証券報告書を公開

任天堂は第68期(平成19年4月1日〜平成20年3月31日)の有価証券報告書を公開しました。

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任天堂は第68期(平成19年4月1日〜平成20年3月31日)の有価証券報告書を公開しました。

数字面では既に明らかになっているように、売上高1兆6724億2300万円、経常利益4408億0700万円と、過去最高を更新している任天堂ですが、有価証券報告書の中でも、全般的な景気が後退感を含む中でもゲーム業界は更なる成長を遂げたと振り返り、引き続きWiiやニンテンドーDSで、ゲームの定義を広げるチャレンジを継続できたと振り返っています。

今後については、任天堂に関わる多くの人々を笑顔にしたいと考え、継続的な「ゲーム人口の拡大」に取り組みも老若男女を問わず多くの人に楽しんで貰える製品の提供に務めるとしています。Wiiでは、従来のゲームジャンルに留まらないアイデアを優先したバラエティ豊なゲームの提供を目指して「Wiiウェア」の充実を図るほか、DSでは普及率の高さを活かした新たな用途の開拓を進め、「所有者の生活を豊かにするマシン」、そして「一人に一台」という究極の目標を追求するとしています。

その他に明らかにされている数字では、研究開発費は370億0100万円、現金及び現金同等物は1兆1035億4200万円(期初+4148億円)、グループ従業員は3768人、単体では1465人、平均年齢36.3歳、平均勤続年数12.8年、平均年間給与は981万7811円(基準外賃金、賞与を含む)、トランプ・かるた他部門の売上高は36億2900万円(前年度比68.5%増)、ロイヤリティ収入は30億3000万円、コンテンツ収入は57億4600万円。

なお、2009年3月期第1四半期(2009年4月1日〜6月31日)業績の発表は7月30日(水)を予定しているとのこと。

《土本学》

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