ユビキタス、DSにも採用の「UbiquitousTCP/IP」の出荷数が1億本を突破

通信モジュールを提供するユビキタスは、同社の基幹製品である「UbiquitousTCP/IP」の累計出荷ライセンス数が全世界で1億本を突破したと発表しました。本モジュールをベースにカスタマイズされたものは、ニンテンドーDSの通信ライブラリとしても使用されており、1億本のうち大きな部分を占めると推測されます。

任天堂 DS
通信モジュールを提供するユビキタスは、同社の基幹製品である「UbiquitousTCP/IP」の累計出荷ライセンス数が全世界で1億本を突破したと発表しました。本モジュールをベースにカスタマイズされたものは、ニンテンドーDSの通信ライブラリとしても使用されており、1億本のうち大きな部分を占めると推測されます。

ユビキタスは2001年5月の創業で、「小さく」「軽く」「速い」をテーマに組み込み向けのTCP/IPをはじめとするネットワーク関連のソフトウェアの開発を行ってきました。2001年11月に最初の製品である「Ubiquitous TCP/IP-OS for Z80」をリリース、2003年8月から本格的な量産向け出荷を開始しました。多くの機器メーカーや半導体メーカーに採用されると共に、ニンテンドーDSの通信ライブラリとして同社の開発した通信プロトコルスタックが採用されています。

富士経済が「エンベデットシステムマーケット 2008」にて行った発表によれば、ユビキタスの「UbiquitousTCP/IP」が国内トップシェアになっているとのことです。

《土本学》

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