カプコン「DSi向けタイトルは状況を見て」

カプコンは2009年3月期第2四半期業績の発表に併せた説明会を開催し、その要旨を公開しました。辻本憲三会長や辻本春弘社長のコメントや質疑応答の模様なども公開されていて、興味深い内容が触れられていますので一部を紹介します。

任天堂 DS
カプコンは2009年3月期第2四半期業績の発表に併せた説明会を開催し、その要旨を公開しました。辻本憲三会長や辻本春弘社長のコメントや質疑応答の模様なども公開されていて、興味深い内容が触れられていますので一部を紹介します。

ニンテンドーDSi について、例えばカメラと音楽など関連したソフト開発を考えているか。
ニンテンドーDSiについては、先般発売されたばかりですので、今後ユーザーの皆様の反応等を見ながら対応させていただきたいと考えております。当社としては、ゲームの企画によってハードを選択しておりますので、ニンテンドーDSi の販売状況およびユーザー動向を見定めたうえで、当社保有コンテンツで適合できるものがあれば、対応させていただきたいと思います。

クリスマスや年末商戦における国内外のゲームソフトの販売動向で、何か兆しがあれば教えていただきたい。
当社でも欧米における年末商戦は気になりましたので、東京ゲームショーにて欧米のパブリッシャーと情報交換を行ったり、事業担当者が北米で調査してまいりました。景気の影響に関しては、やはりゲーム市場に対しては小さいという判断であり、当社が扱っているようなコアゲーマー向けのゲームソフトは更に影響を受けにくいというのが見解です。一方で、カジュアルゲームについては景気の後退で買い控えを招く可能性はあります。したがって当社としては年末年始のタイ
トルについては景気に左右されることはないと考えております。

また、下期の事業戦略では、目玉と見られる『BIOHAZARD 5』の販売計画を引き上げています。国内では3月5日に前倒し発売が決定しましたが、計画では325万本を世界で見込みます。また、『ストリートファイターIV』は170万本、『バイオニックコマンドー』が150万本、『デッドライジング ゾンビのいけにえ』が50万本の計画となっています。

《土本学》

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