常識を破壊される乙女ゲーム3選!「ヘブン状態」の元ネタからおバカすぎるイケメンパラダイスまで…

ツッコミどころ満載!?乙女ゲームの歴史に残るレジェンド作品たち

任天堂 DS
常識を破壊される乙女ゲーム3選!「ヘブン状態」の元ネタからおバカすぎるイケメンパラダイスまで…
常識を破壊される乙女ゲーム3選!「ヘブン状態」の元ネタからおバカすぎるイケメンパラダイスまで… 全 6 枚 拡大写真

女の子向け恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart』が、2021年10月28日にいよいよ発売。イケメンたちと過ごすドキドキライフを心待ちにしていた人が多く、乙女ゲーム界隈が大盛り上がりしています。

とはいえ、これまで発売されてきた乙女ゲームの中には、別の意味で“ドキドキ”するようなぶっ飛んだ作品も数知れず。そこで今回はあえて王道ではなく、ツッコミどころ満載の作品を取り上げてみました。退屈な常識なんて捨てて、めくるめくラブストーリーにのめりこんでみてはいかがでしょう?

『DUEL LOVE 恋する乙女は勝利の女神』(ニンテンドーDS)

『DUEL LOVE 恋する乙女は勝利の女神』は、「闘う彼の傍にいつも…たくましい体で抱きしめて!」というキャッチコピーを掲げたセコンド系恋愛アドベンチャーゲーム。格闘技に打ち込むイケメンたちをひたむきにサポートしながら、恋を育んでいきます。

プレイヤーが操るのは、高校2年の秋に私立桂桜学園に転入した女子高生。新しく始まった学園生活の中で、ひょんなことから夜の旧校舎で行われている格闘大会の存在を知ってしまいます。目の前に広がる光景に驚きつつ、選手を知るうちにだんだんと彼らに惹かれていき…!? 一言で説明すると、往年の名作『あしたのジョー』のような熱いパッションに満ちた世界観だと言えるでしょう。

設定の時点で意表を突かれた人も多いと思いますが、最大のツッコミどころはミニゲーム。プレイヤーは「ボディケア」という名目で、さまざまな方法でイケメンたちと触れ合っていきます。試合で酷使した足を揉むのはもちろん、シャワーを浴びる彼らを覗き見するべく、シャワールームの湯気をマイクで吹き飛ばすことも可能。

そんなミニゲームの中でも一際目立っていたのが、試合後に汗を拭く“あせふき”というミニゲームです。タッチペンをスライドさせて、イケメンの湧き出てくる汗を拭き取っていきます。熾烈な闘いを終えたイケメンの代謝は凄まじく、拭いても拭いても汗が出てくる状態。汗を拭くたびにイケメンが「あっ」と悩ましげな声を出すので、なんとも言えない気持ちになってしまいます。

上手く汗を拭いていくと、“ヘブン状態”が到来。イケメンが恍惚とした表情を浮かべ、背景が虹色になる異様な光景が広がります。インパクトがありすぎるネーミングと絵面から、乙女ゲームをプレイしない人からも注目を集めていました。

ちなみに他のミニゲームでも、ヘブン状態を拝むことは可能。なんだかイケナイ気分になってしまいますが、ときめくゲームであることは確かです。



『乙女的恋革命★ラブレボ!!』(PS2他)

同作はお菓子の食べ過ぎで太ってしまい、体重が100kgになった女子高生が主人公。イケメンが多く在学する学園で彼らと仲良くなるべく話しかけるも、「タイプじゃない」と一蹴されてしまいます。

プレイヤーはこの女子高生を操作して、恋にダイエットに励んでいくことに。見事痩せられると甘々な生活が待っているのですが、太ったままだと周囲からかなり厳しく当たられます。たとえば太った状態でイケメンとデートに行くと、「挟まって抜けなくなるって事も…」「喉渇いたからって、プールの水とか飲んじゃダメ」などと体型をイジるような発言が飛び出すことも。主人公と自分を重ねてプレイするスタイルの人は、気が引けてしまうかもしれません。しかし、主人公と一緒にダイエットしてくれるキャラクターや、太っているときから彼女に好意を抱いているキャラクターもいるので、傷つくだけでは終わらないはず。

とはいえ、ダイエットをテーマにしているため、他の乙女ゲームよりもベストエンディングに辿り着くためのパラメーター管理がシビア。どれだけ愛情度を上げても、他のパラメーターが足りずに結ばれない…なんてこともあるので、恋愛の厳しさを教えてくれるゲームだと言えるでしょう。



『VitaminX』(PS2他)

乙女ゲームのイケメンといえば、“完璧超人”というイメージがあるかもしれません。ですが、同作のイケメンたちは全員がおバカな超問題児。プレイヤーは新米女教師・南悠里として、そんな問題児たちを相手に勉強を教えていきます。

同作には「LOVE or STUDY」というアクションシステムが搭載されており、おバカなイケメンの言動にツッコミを入れるかスルーするか選択できます。ただ、このシステムが発生する場面があまりにもシュール。イケメンたちの言動が本当におバカなのです…。

イタズラ好きなイケメン・仙道清春の「壁に耳あり、障子にメアリーだぜェ?」というセリフを始めとして、首をかしげざるを得ない迷言のオンパレード。この発言にツッコミを入れるかスルーするか選択できるのですが、スルーを選ぶ人は存在するのでしょうか?




風変わりとはいえ、今回紹介したゲームはいずれも胸キュン必至! ツッコミどころは多いかもしれませんが、普段味わうことができないときめきを感じられることでしょう。


《インサイド編集部》

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