【女の子もゲームしよう】第17回 たぶん、きっと、クリスタル・オフェンシズ。

今回は1月27日に発売されたWiiウェア、スクウェア・エニックスより「クリスタル・ディフェンダーズR1(1000Wiiポイント)」です。ダウンロード中に公式サイトを見るのが毎回の決まりごとのようになっている私ですが、ホームページから流れる音楽は華やかで勇ましく、どこかコミカルでファンタジー。これだけでも聞いてほしいぐらいワクワクしてしまいました!

任天堂 Wii
今回は1月27日に発売されたWiiウェア、スクウェア・エニックスより「クリスタル・ディフェンダーズR1(1000Wiiポイント)」です。ダウンロード中に公式サイトを見るのが毎回の決まりごとのようになっている私ですが、ホームページから流れる音楽は華やかで勇ましく、どこかコミカルでファンタジー。これだけでも聞いてほしいぐらいワクワクしてしまいました!

ちなみに容量は208キロバイト。うーん、Wiiがぱっつんぱっつんです!「女の子もゲームしよう」は振り返ってみるとWiiウェアタイトルが多く、チャレンジするタイトル画面を開くたびに容量が足りませんといわれていました。それもそのはず今まで、あのSDカード入れるところは写真取り込み用とばかり思ってたんです。でも、データを一時退避できると知って2GBのSDカードを購入しました!前は泣く泣くあまりやらないタイトルを削除していましたが、あれって消しても一度購入したことがあれば無料で再ダウンロードできるんですね。

■とりあえず、守ってみました。

どこかで見覚えのある、うさみみモーグリにクリスタルを守って!とお願いされて、ゲームタイトル通りクリスタルを守ることに。まっさらな土地の平面マップに道がでてきており、敵は入り口からクリスタルのある出口まで行進をします。その道の周りに支給されたギルを消費して各ジョブをうまく配置し、敵を撃退するというディフェンスシミュレーションゲームなんですが、一番最初に使えるのは近接攻撃が得意なソルジャーと空を飛ぶ敵にも対応できる黒魔導師。敵をやっつけるとギルが増え、同じジョブを増やして力を合わせて攻撃するもよし、ギルをつかってジョブレベルをあげて単体を強くするのもよしです。

だんだんステージを進んでいくと、ジョブの種類が増え、近接攻撃が当たらない空を飛ぶ敵や、飛ぶうえに魔法が効きにくい敵などにも対応できるようになっていきます。持っているギルとも相談しながら、どのジョブを選び、配置していくか考えるのが楽しいですね。途中からでてくるシーフは敵が落とすギルをより多く取ってきてくれるのでうまく使えばたくさん強い仲間を配置することができます!

■ジョブとイラストは「ファイナルファンタジー・タクティクス」から。

うさみみモーグリと、やわらかいタッチのジョブキャラクターたちは「ファイナルファンタジー タクティクスA2 封穴のグリモア」に登場したものです。今回の作品ではヒューム族から、ソルジャーとシーフ。大きく垂れたみみがバセットハウンドのようなン・モウ族から敵の進行スピードを遅くする時魔導師、うさみみモーグリ族から黒魔導師、セクシーうさちゃんヴィエラ族から弓使い、爬虫(はちゅう)類から進化したというバンガ族から複数攻撃できるホワイトモンクと一撃必殺の竜騎士。計7ジョブがチュートリアルのように1ジョブづつ使えるようになり、初めてゲームを遊ぶ人にもとても丁寧に作られています。

■ほかにもいろんなところでクリスタルを守っていたようです。

クリスタル・ディフェンダーズの始まりは「クリスタル・ガーディアンズW」という名前で、ファイナルファンタジーモバイルの携帯向けアプリでの登場でした。難易度別にW1〜W3までがでており、現在はiPodとiPhoneでもWシリーズが楽しめます。今後はXbox 360、プレイステーション3に移植される予定とプラットフォームが選べるのが魅力のようです。今回ご紹介している「クリスタル・ディフェンダーズR1」はWシリーズとは異なり、完全新作。初期配信されているものは初心者向けと感じたのでこれからまだまだ追加コンテンツがあると思われます。どんな新要素がくるのか楽しみです。

■本当に「クリスタル・“ディフェンダーズ”」?

マップの大きさはどこも同じ。だけど道は出口にむかって明らかに遠回りをし、長く蛇行していきます。敵も多種多様に加え強くなっていくので、こちらもたくさんの人数を配置して迎えます。その味方のギッシリ感に、くねった道を律儀に歩いてくる敵モンスターたちが不憫になってきてしまいました。クリスタルを守るためにお金でやとわれている彼らですが、たぶんオフェンス思考な気がします。

やり始めた初日は気づいたら時間が6時間ワープしていました。びっくりです。ノーマルクリアでは満足できずパーフェクトを目指してついつい熱中してしまい、達成まで合計8時間ぐらいかかりました。ステージによってスコアをネットランキングで競えるので、いかに少ない人数で効率的にクリアするかなどやりこみもかなりのもの。

気軽に遊べるけど、奥深いこのゲーム。携帯のWシリーズでも、WiiのRシリーズでもぜひ体験してください!

■著者紹介

石橋 加奈子
1986年12月11日生まれ。A型。何事にも興味を持ち、吸収するのスタンスで2007年からジャンルを問わずフリーライターとして活動。ゲームに関してはハマりやすく飽きっぽいが、周りの英才教育のおかげでアーマードコアや、ギルティギアなどにも手を出して楽しんでいる。他の趣味はジャズ、写真、インターネット。
ブログ/心具港:http://ameblo.jp/think-port/

《きゃんこ》

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