エヌビディア、Wii開発者向けに物理エンジン「PhysX」を提供

エヌビディアは、同社の物理シミュレーションエンジン「PhysX」が任天堂のWiiデベロッパー向けSDKで利用可能になったと発表しました。

任天堂 Wii
エヌビディアは、同社の物理シミュレーションエンジン「PhysX」が任天堂のWiiデベロッパー向けSDKで利用可能になったと発表しました。

PhysXはエヌビディアが買収したAGEIAが開発した物理演算に特化したエンジンです。ゲーム開発で広く利用されていて、プレイステーション3向けにも提供されています。Wiiでも高度な物理演算を使用したゲームの登場につながりそうです。同様のエンジンには「Havok」などがあります。

「任天堂は成功したWiiでホームエンターテイメントを再定義しました。WiiのSDKに新たに加わったPhysXは、デベロッパーやパブリッシャーのクラスプラットフォーム戦略やビジネスにとって非常に重要なものとなるでしょう。エヌビディアのPhysXテクノロジーによってWiiゲーマーはゲームの中のリアルな世界を享受できるようになります」とエヌビディア副社長コンテンツ&テクノロジーのTony Tamasi氏はコメントしています。

《土本学》

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