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事故で亡くなるも | 成仏しきれず浮遊霊に | ヤマヤマと出会う |
主人公は五條誠司。商社に勤務し、結婚を前提にした恋人もいる25歳でしたが、ある日、通り魔に襲われ命を絶ちます。しかし成仏しきれず、西東京地方裁判所に居座る浮遊霊となって、そこで、地獄の廷吏である"ヤマヤマ"に出会い、「間違った裁判」を止めるため、生身の裁判員に憑依して表決を左右していきます・・・。
プレイヤーは裁判員の一人に憑依して裁判に参加し、被告人の有罪・無罪を見抜き、裁判員たちを説得して、「正しい」判決を導いていきます。
まずは裁判に立会い情報を集めるところからスタートです。検察官や弁護士が話す事件の情報から必要だと思う情報を選択肢で選んで入手していきます。情報を集めたら評議の時間です。プレイヤーが真実を見抜いたとしても、他の5人の裁判員や裁判官がそうだとは限りません。得た情報を裁判員に提示して、説得していきます。各裁判員は、どれだけ真実に近い意見を持っているかという説得値があり、1日に3回だけ会話をして説得ができます。
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裁判を聞きながら | 情報を集める |
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誰を説得しよう | 証拠を使って説得 | 説得に成功 |
有罪・無罪は評決によって決まりますが、条件はそれぞれ異なります。無罪を得るには裁判官3人、裁判員6人のうち5人の無罪投票が必要です。また、有罪を得るには5人の有罪投票が必要ですが、少なくとも1人の裁判官の投票が必要です。
どの情報を集めるかという見極めと、個性的な登場人物にとってどのような情報が適切かという見極めの二つがゲームの鍵になります。登場する裁判員や裁判官は非常に個性的で、噂好きのおばさんも居れば、才能豊かなアーティストも。裁判官も可愛らしいヒロイン「秋月芽衣子」に、ベテラン裁判官「土居宗達」、若く厳格な「仙波哲弥」など、裁判員制度をテーマに心理戦を楽しむと同時に、読み物としても充実の内容となっています。
また、グラフィックやサウンドも非常に充実なものに仕上がっています。
発売は5月末、価格は2800円となっています。