保険金殺人?自殺?『有罪×無罪』Web体験版を公開
バンダイナムコゲームスは2009年5月1日(金)、ニンテンドーDS向けソフト『有罪×無罪』の公式サイトにおいて、同作のWeb体験版を公開する。
任天堂
DS
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『有罪×無罪』は、5月21日(木)より施行される、日本国内の全有格者の中から「裁判員」が選出され、裁判官とともに刑事裁判の審理に参加するという「裁判員制度」をテーマとしたアドベンチャーゲーム。プレイヤーは裁判員となり、登場する事件の謎を解明していく。事件の真相を見抜き、被告人の有罪・無罪を判断していくという、実際の「裁判員制度」における流れを体験できることが、本作最大の見所だ。
公式サイトでは体験版をプレイする前に、体験版でプレイできる事件のあらましを知ることができるFlashを閲覧することも可能だ。体験版でプレイできる事件は、某大学教授・倉橋学氏が薬学部研究室内で亡くなったという事件。死因は、青酸カリ入りのカプセルを服用したことによる服毒死だ。
殺人容疑で逮捕されたのは、その妻・倉橋めぐみである。本人は「夫は自殺したんだと思います」と話し、反抗を否認しているが、検察側は「保険金の詐取を目的とした保険金殺人事件」としている。
体験版では、プレイヤーと同じく裁判員に選出された、主婦の「茂田道子」、医師の「北里信弦」、八百屋の店主「山岸幸造」といったキャラクタたちが登場。彼らとともに、事件の真相を解き明かしていくことになる。
Web体験版では実際にニンテンドーDSで同作をプレイする際と同様に、タッチペンを使って下画面をタッチし、証拠品や証言、人物のプロフィールなどを確認できる。時折選択肢が表示され、他のキャラクタの発言に賛成したり、否定したりすることが可能だ。
事件における様々な事実を確認しながら、被告人が有罪か、もしくは無罪かを話し合っていき、最終的に、ほかのキャラクタも交えた多数決によって、被告人が有罪か無罪かを暫定的に決める「中間評決」を行うことになる。実際のゲームではこの後、証人喚問などを経て、最終決議へと向かうことになる。
なお、実際に体験版をプレイしたユーザーが「有罪」「無罪」「どちらともいえない」のうちどの結果に辿り着いたかを示す円グラフも公式サイト上で公開されるので、プレイの参考にしてみてほしい。
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