任天堂が授業支援システム『ニンテンドーDS教室』を開発、2010年2月販売開始に

任天堂は、ニンテンドーDS(DS、DS Lite、DSi)を活用した小・中・高等学校向け授業支援システム『ニンテンドーDS教室』を新たに開発し、シャープシステムプロダクトが販売することを発表しました。

任天堂 DS
任天堂は、ニンテンドーDS(DS、DS Lite、DSi)を活用した小・中・高等学校向け授業支援システム『ニンテンドーDS教室』を新たに開発し、シャープシステムプロダクトが販売することを発表しました。

ニンテンドーDSは、博物館やショッピングモール、マクドナルドなどで様々な利用用途を実験しており、今回はニンテンドーDSの持つユニークなインターフェイスと、ゲーム作りの基本である使いやすさのノウハウを活用し『ニンテンドーDS教室』を開発・提供。シャープシステムプロダクトは、小中学校での教育システムの構築に実績がある会社です。任天堂が開発したシステムを活用し、教材コンテンツの作成やシステムの販売・設置・サポートを担当します。

『ニンテンドーDS教室』は、既に発売されている従来のパッケージソフトとは異なり、教師用パソコンと生徒用ニンテンドーDSをWi-Fiで接続し、教師と生徒がインタラクティブに授業をすすめることができます。

例として、教師が出題した問題を生徒が行っている解答の様子を一覧で確認することが出来ます。同時に接続できる人数は50人です。販売教材タイトルは小学生向けが30タイトル、中学生向けが20タイトル、高等学校向けが10タイトルを用意。2010年2月に販売する計画です。

また、シャープシステムプロダクトが提供するコンテンツの他に教師が簡単な操作で独自にコンテンツを作成することが可能となっています。

このシステムを6月17日〜18日に大阪で行われる「New Education Expo 2009」や、東京で8月5日〜7日に行われる「e-Learning WORLD」に出展し、来年度の導入開始にむけた具体的な推進を行っていくとしています。

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