コードネームは革命、『New スーパーマリオブラザーズWii』とは違う2人プレイに・・・『ドンキーコング リターンズ』社長が訊く

任天堂ホームページにて、12月9日に発売予定のWiiソフト『ドンキーコング リターンズ』の社長が訊くが追加公開されました。

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ドンキーコング リターンズ
ドンキーコング リターンズ 全 1 枚 拡大写真
任天堂ホームページにて、12月9日に発売予定のWiiソフト『ドンキーコング リターンズ』の社長が訊くが追加公開されました。

『ドンキーコング リターンズ』は、今から16年前にスーパーファミコンで発売された『スーパードンキーコング』を復活させたゲーム。リメイクではなく新作で、当時の面白さはそのままにWiiで登場します。

開発会社は『メトロイドプライム』シリーズを手掛けたレトロスタジオ。インタビューはウェブカメラのモニター越しで実施され、相手方の言葉は日本語に訳されて掲載されています。

きっかけは『メトロイドプライム』シリーズを作ってきた中心メンバーの数人が退社してしまったことから始まります。そのタイミングで『スーパードンキーコング』の新作を作ってくれる会社を探していた任天堂の宮本氏、そこでレトロスタジオが紹介されて制作することになったのが始まりです。

幸い、レトロスタジオのスタッフは『スーパードンキーコング』好きの開発者が多く、タイミング的にも丁度恵まれて開発スタートすることに。

が、開発初期は順調に進まず難航。最初の1年はボス8体のうち2体までしか出来なかったほど。E3 2010の数ヶ月前からボス関連のスタッフが増えて開発スピードが向上したとレトロスタジオのメンバーは語っています。

ゲームバランスは、適度なむずかしさになっているようで、何度か失敗すると『New スーパーマリオブラザーズWii』のように「おてほんプレイ」が登場。マリオではルイージがおてほんプレイをしましたが、ドンキーコングではかわいいブタが担当するとのことです。

サウンドについては、日本の任天堂スタッフが担当。環境音をレトロスタジオが担当。スーパーファミコン版のイメージを残しつつ、現代風にしたといったところですね。ここも非常に苦労した所と語っています。

また、シリーズ初搭載となる2人プレイについては、ゲームキューブで発売された『ドンキーコング ジャングルビート』との差別化を出すため、最低限やりたいこととして任天堂の田邊氏が提案。宮本氏は「1人プレイに集中したほうがいい。2人用でまずつくりなさい」とスタッフに指示。結果、スタッフの頑張りもあり2人で遊べるゲームに仕上がりました。

海外では既に発売され、日本ではいよいよ来週発売となる『ドンキーコング リターンズ』。期待しましょう。

『ドンキーコング リターンズ』は、12月9日に発売予定で価格は5800円(税込)です。

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