【Nintendo World 2011】25年ぶりの新作『新・光神話 パルテナの鏡』の詳細が遂に公開

任天堂が1月8日~10日までの3日間、千葉県幕張メッセにて開催している「Nintendo World 2011 ニンテンドー3DS体験会」、初日の15時からは『新・光神話 パルテナの鏡』のプレゼンテーションが行われました。

任天堂 3DS
【Nintendo World 2011】25年ぶりの新作『新・光神話 パルテナの鏡』の詳細が遂に公開
【Nintendo World 2011】25年ぶりの新作『新・光神話 パルテナの鏡』の詳細が遂に公開 全 48 枚 拡大写真
任天堂が1月8日~10日までの3日間、千葉県幕張メッセにて開催している「Nintendo World 2011 ニンテンドー3DS体験会」、初日の15時からは『新・光神話 パルテナの鏡』のプレゼンテーションが行われました。



ステージには本作のディレクターであるソラの桜井政博氏が登壇。本作の魅力やゲーム内容についてご紹介します。

プレゼン開始時間30分にも関わらず、発売を楽しみにしているファンが駆けつけました。ステージ周辺は超満員。25年前にディスクシステムで発売された『光神話 パルテナの鏡』の続編ですが、前作をプレイしていないけど『大乱闘スマッシュブラザーズX』をプレイして、ピットくんの存在を知ったよという人も多かったですね。



まずはWiiのバーチャルコンソールで『パルテナの鏡』をプレイしながらどんなゲームだったかを桜井氏が紹介します。このゲーム、上にスクロールして登っていくのに、下に落ちたら「ヤラレチャッタ」になっちゃうという非常に難しいゲームなのです。



点数を稼いだり、敵を戦わず逃げたり、十字ボタンを上に押しながらジャンプすると滑らないなどがここで簡単なコツが紹介されました。



25年ぶりの新作ですが、その前に『大乱闘スマッシュブラザーズX』で現代風にリニューアルして登場しました。これは日本で現在までに続編が作られなかった為“もし『ゼルダの伝説』のように進化していったらどうなるか”という事を想像しながらデザインされました。



そして2011年、『新・光神話 パルテナの鏡』では手描き風になりました。ピットくんはパルテナ親衛隊隊長で、年齢は人間で言う所の13歳くらい。表情も豊かに描かれています。「全体的に元気なキャラクターで、残念ながら背中の翼は今回も飾りのようなもの」と説明する桜井氏。ピットくんは飛べない天使ですから、飛べたら穴に落ちても“ヤラレチャッタ”ということになりませんからね。



こちらは敵軍のメデューサ。ゲームの発売から25年ぶりの新作という事で25年ぶりに復活したという設定になっています。冥府軍を引き連れ、ピット&パルテナに復讐をします。



女神パルテナはピットくんの上司で、頭があがらない存在。メデューサにしたのも実はパルテナの力によるもの。「意外と冷徹な所があるかもしれませんね」と桜井氏。前作では幽閉されていて、エンディングにちょこっと登場した程度です。「これは『ゼルダの伝説』に通じるものがある」と語ります。



ピットくんは「飛翔の奇跡」を装備することで5分間だけ空を飛ぶ事が出来ます。敵の球を避け、攻撃して敵軍の司令官を倒すことでその地が平和になります。
(飛行ルートはパルテナがコントロールしているので、自動で飛んでいきます)

まずはエンジェランドからゲートを開き(ゲートは敵軍の力が及ばない所から)、ここがスタート地点になります。なのでいきなりボスと戦う事は出来ません。空中戦がスタートし、5分経つと地上降り立ち地上戦に突入します。操作自体は大体同じなのですが、地上戦では移動することができます。



百聞は一見に如かず、という訳でここで桜井氏による実演タイム。ピットははスティックで移動、Lボタンで射撃、タッチペンで照準を操作します。「空中戦は『スペースハリアー』風に楽しんでもいいのですが・・・」と会場に笑いを誘います。射撃は、ボタン押しっぱなしで連射、溜めると誘導性ある溜め射撃が撃てます。

この辺の説明は待機列で上映している映像で紹介していますので、明日・明後日体験する方はこちらをご覧ください。



続いて4章の地上戦をプレイ。基本操作は空中戦と同じですが、こちらでは標準でピットの向きを変えることが出来ます。3DSではフリック操作が可能で、スライドしてタッチして止めるといったことが出来ます。これは従来のDSでは出来ないとのこと。確かにありませんでしたね。



スティックを素早くはじくと『スマブラ』のようにダッシュ。―中に攻撃すると攻撃力の高いダッシュ攻撃を繰り出します。また、敵の攻撃に合わせてダッシュをすると回避アクションすることが出来ます。これを覚えているのと覚えてないのでは全然違うので、会場で体験する際はまず1章で基本操作を覚えてから4章をプレイすることを推奨しています。

一通りゲームの説明が終わった次は、冥府軍の昔を紹介されました。

■ツインベロス



■死神



■ビッグ死神



■ヒュードラー



以上で『新・光神話 パルテナの鏡』のプレゼンテーションが終了。



ここで今後の展開についても語ります。『スマブラ』の時は都合上キャラクター商品の展開が出来ませんでした。「神様を題材にしているので、大きなものをやりたい」と1枚の写真が公開されました。Wiiリモコンを比べると大きいフィギュアだというのがわかります。



が、これが製品化されるのではないようです。フィギュアを元にパルテナとピットの「立佞武多」を作ることが発表されました。パルテナの身長が6メートル位、台座を含めた高さが10メートル位になるそうです。これから青森にある五所川原で制作に取り掛かり、8月に行われる「立佞武多祭り」で披露される予定です。

最後は「これ以外にも商品群を展開して行きたいです。もちろんゲームが先ですけどね」とコメントし、プレゼンテーションが終了しました。

ゲームの方が先、8月に立佞武多祭りがあるということを考えると8月前には遊べそうですね。

『新・光神話 パルテナの鏡』は、2011年に発売予定で価格は未定です。

(C)2011 Nintendo
(C)2011 Sora Ltd.

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