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1989年4月21日、任天堂がゲーム&ウオッチに続いて発売した携帯ゲーム機。発売当時は1万2800円で発売され、『スーパーマリオランド』『ベースボール』『役満』『アレイウェイ』の4タイトルが同時に発売されました。
単三電池4本を使用すれば約35時間遊べました。当時は充電池が一般的ではなかったので、電池切れになったら電池を買って交換するのが主流でした。電池切れになるまでギリギリプレイ・・・なんてこともよくありましたね。
ゲームボーイといえば、湾岸戦争で爆撃に耐えた話はゲームファンの間では有名。電源を入れるとちゃんと動きます。現在はニューヨークにある「ニンテンドーワールドストア」に展示されています。
懐かしの『スーパーマリオランド』も22年前に発売されました。ピーチ姫ではなく、デイジー姫を助けに行くという内容。デイジーのデビュー作です。フラワーを取るとファイアマリオではなく、スーパーボールマリオになります。スーパーボールなのでバウンドするのが特徴、コインも集めることが出来ました。全てにおいて懐かしい。
こちらはゲームボーイで最も売れたゲームである『テトリス』。ゲームボーイ普及に大きく貢献したのは言うまでもなく。マメ知識としては、A-TypeのBGM「コロブチカ」が発売初期は違う曲でした。
初期バージョンでは「メヌエット」。見た目が後期バージョンと同じなので、中古屋さんで探すのは非常に困難。持っている人は自慢できるかも。
初期と後期では互換性が無く、通信ケーブルによる対戦は出来ないんだそうです。手元に実物が無いので、残念ながらお見せできず。
ゲームボーイはこの22年間の間、世界中のゲームファンに愛され続けてきました。カラーバリエーションを用意したゲームボーイブロス、薄くなって液晶が見やすくなったゲームボーイポケット、バックライトを搭載したゲームボーイライト、鮮やかなカラー表示56色同時発色が可能になったゲームボーイカラー。
8bitから32bitにパワーアップしたゲームボーイアドバンス、それをフロントライト対応にしたゲームボーイアドバンスSP、可能な限りコンパクトにしたゲームボーイミクロ。ゲームボーイの名前はここで幕を下ろします。
そして2画面でタッチパネルを採用したニンテンドーDS、軽量化し爆発的ヒットになったニンテンドーDS Lite、マイDSをテーマに掲げたニンテンドーDSi、画面サイズを大きくしたニンテンドーDSi LL。
2011年2月26日、裸眼で立体視が見られる新世代のゲーム機としてニンテンドー3DSが発売されました。この22年の間に携帯ゲーム機はこれだけの進化を遂げています。
そして、ゲームボーイの名作たちは、ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールとして2011年5月末より「ニンテンドーeShop」にて配信される予定です。懐かしのゲームボーイソフトが手のひらでまた遊べる日がやってくるなんて便利な時代になりました。
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久しぶりに単三電池4本用意して、ゲームボーイで遊んでみようかなと思ったのでした。