今回はこう、弊社の情けないところアピールです、ハイ。
えっと、今後はドジっ子企業ポイソフトで売っていこうと思います。
・・・すいません、ウソですちゃんとします!
そして今回の第六回で連載が終了となります。とんでもない駄文でしたが読んでくださった皆様本当にありがとうございます。今後もポイソフトは頑張りますので応援してくださいね!
・・・名残惜しいですがそろそろ本編にいきましょう!
とその前に、この記事は前に投稿した記事との連作ですので、ここから読み始めると、話がよくわからないと思います。
そんな方は是非、ページ下部の関連記事から古い記事を御覧くださいませ。
さてそれでは、遅れてやってきた本当の苦難・・・!
第六章いってみよう!
■第六章 『ひゅ~ストン』発売!・・・できるのか!?
前回の長く過酷なミーティングを経験したことで、方針にブレがなくなり、開発は順調に進みました。
デバッグ、修正を繰り返し、やっとのことでマスター提出。
しかも今回はロンチ希望という、なかなかシビアな状況。
失敗は許されまへんで!という強い覚悟で望んだマスター提出でした。
提出後は任天堂によるマスターチェックを待ちつつ、次回作の企画などを考えたりするという割と緩やかな時を過ごしておりました。
「戦隊物のロボを作る中小企業の工場長ゲームつくろうぜ!」
「『ひゅ~ストン』が売れたらハワイ行こうぜ!」
そんなことを言っているうちに、マスターチェックの報告がとどきました。
判定結果は、不合格。
理由は、大人の事情で言えませんが、ビックリするほどの凡ミスだということだけお伝えしておきましょう。
そんなわけで、その問題点をとにかく修正だ!!
そして任天堂の人に謝るのだ!!
そこから超速で修正、マスターデータを作成、そして修正をチェックし、提出。
営業のほうの中川は、各方面の謝罪行脚。
この作業工程をこなす早さは近年稀に見る早さでした。
脳からいろんな汁が出ました。
とても心臓に悪い、妙なプレッシャーがかかって変な汗が出る経験でした。
できたらもう二度と経験したくないなあ・・・。
そしてなんとか・・・マスター承認!
『ひゅ~ストン』はロンチでの発売と相成りましたわけです。
そんなドジっ子企業ポイソフトの作った『ひゅ~ストン』ですが、
お楽しみいただけておりますでしょうか。
皆様が楽しんでいただければもう、それに勝る喜びはありません。
そう思っていただけるのなら、もう一回くらいあの嫌な汗を・・・
いや、できたらかきたくないなあ。
【了】
P.S.
時代の波に乗り遅れないようにするためにTwitterはじめてみました!
連載に関するご意見ご感想などもお寄せいただければこれ幸いであります。
http://twitter.com/poisoftnakagawa
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【著者プロフィール】
中川晃宏(なかがわあきひろ)株式会社ポイソフト/プログラマー
椅子に座りっぱなしの仕事だから腰が爆発しないかしら、と不安に思っていたら、自分より先にデザイナーのヘルニアが爆発して戦々恐々としている33歳。たまにはジョギングや散歩くらいはしないといけないな、と思う今日この頃でした。